「『コード・ブルー』の成功事例があるとはいえ、“医療ドラマのフジ”とでも呼ばれたいのでしょうか(笑)。『科捜研の女』など、テレ朝に老舗がたくさんあるので、新鮮味を感じる内容でもありません」

 吉田さんは、月9のワクワク感の復活のために、キャストだけでなく内容も「らしさ」を追求してほしいという。

「せっかくの月9ですから、他にないような舞台で勝負してほしい。恋愛要素もまぶしてきそうですが、月9なんだから、ちょっとまぶすのではなくて、王道の恋愛をやってほしいですね」

 石川さんもこう語る。

「内容がおもしろければ、必ず視聴者には見てもらえますからね。まずは食いついてもらわないといけない。そのための山口智子と石田ひかりなのでしょう」

(本誌・太田サトル)

週刊朝日  2019年7月5日号