■大場正明(映画評論家)


評価:★★★ なかなかGOOD!
愛と信仰をめぐって苦悩する家族の物語であり、本当の自己に目覚める少年の成長の物語であり、矯正治療の実態に迫るジャーナリスティックな側面もあわせ持つ。主役から個性豊かな脇役陣まで、キャスティングが秀逸。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
LGBTQを偏見の目で見ている方はこれを見て恥を知れ! ゲイが変わらなきゃいけない? いえいえ、理解不能。絆が生まれ考えを変える家族。ラストのその後の皆に驚きました。ニコール・キッドマンは珍しく良かったよ!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
LGBTQと宗教を扱って予想以上に重い展開の内容だった。だが、このドラマの重さは現代に必要なのだろう。控えめな母親役のキッドマンが自分の意見を通すシーンに輝きがある。ヘッジズとクロウの繊細な演技も良い。

週刊朝日  2019年5月3日‐10日合併号