改元にちなんだツアーで組み込まれる東京スカイツリー (c)朝日新聞社
改元にちなんだツアーで組み込まれる東京スカイツリー (c)朝日新聞社
改元にちなんだツアーで組み込まれる伊勢神宮 (c)朝日新聞社
改元にちなんだツアーで組み込まれる伊勢神宮 (c)朝日新聞社

 夢の10連休がすぐそこまで近づいている。今年のゴールデンウィークは、皇太子さまが即位される5月1日が祝日となる10連休。中でも注目すべきが、「平成最後の日」と「新元号最初の日」。改元という大きな節目をいかに過ごすか、そろそろ考え始めたほうがよさそうだ。

【写真】改元にちなんだツアーで組み込まれる場所とは…

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「“平成ジャンプ”になりたくない。だから元号が平成のうちに、結婚をする予定なんです」

 ウェディングプランナーとして都内ブライダル関連企業に勤める山本香織さん(仮名・34)は、平成のうちに結婚したいと願う。“平成ジャンプ”とは、昭和生まれの人が平成の間に結婚をせず、未婚のまま平成を飛び越えるという意味。昨年末頃からSNSを中心に広まった言葉で、若者らの間で使われているとか。その平成ジャンプにならないために、4月30日までに結婚したいと考える“平成駆け込み婚”需要がにわかに増えているという。

「挙式の相談に来られるお客様のうち、約5分の1の方は元号を意識されている印象。平成のうちに結婚したいと考える方も少なからずいらっしゃいます」(ベスト-アニバーサリー・関東責任者)

 その一方で“新元号あやかり婚”も人気。こちらは主に、新元号の初日にあたる5月1日からゴールデンウィーク最終日にあたる6日までの期間の結婚を指したもの。特に新元号初日の5月1日は大安が重なることもあり、すでに予約困難な状態だという。

「今年のゴールデンウィークは、昨年に比べて現時点でも130%の予約件数。例年、ゴールデンウィークの中日には挙式予約が入りづらかったのですが、今年に限っては中日も含めて人気です。4月1日の新元号発表を受け、あやかり婚の予約は4月初旬にピークを迎えるのではと期待しています」(同)

 こうした流れを受け、ブライダル各社では改元にちなんだ挙式プランを続々と販売している。中でも特徴的なのが、改元を“またぐ”午前0時に式を挙げるプラン。プリンスホテルが販売中のプランは、全国に展開する同社のウェディング施設7カ所で、それぞれ1組限定で挙式できる。十二単を纏(まと)っての神前挙式プランや、挙式後に深夜の都内各所でロケーション撮影が行えるプランなど、施設によって特色がある。

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松岡かすみ

松岡かすみ

松岡かすみ(まつおか・かすみ) 1986年、高知県生まれ。同志社大学文学部卒業。PR会社、宣伝会議を経て、2015年より「週刊朝日」編集部記者。2021年からフリーランス記者として、雑誌や書籍、ウェブメディアなどの分野で活動。

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