母が愛人とダイナマイト心中… 伝説の編集者・末井昭が対談した「自殺会議」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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母が愛人とダイナマイト心中… 伝説の編集者・末井昭が対談した「自殺会議」

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仲宇佐ゆり週刊朝日#読書
末井昭(すえい・あきら)/1948年、岡山県生まれ。工員、キャバレーの看板描き、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現在の白夜書房)設立に参加。『自殺』で講談社エッセイ賞受賞。平成歌謡バンド・ペーソスのテナー・サックス担当 (撮影/植田真紗美)

末井昭(すえい・あきら)/1948年、岡山県生まれ。工員、キャバレーの看板描き、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現在の白夜書房)設立に参加。『自殺』で講談社エッセイ賞受賞。平成歌謡バンド・ペーソスのテナー・サックス担当 (撮影/植田真紗美)

自殺会議

末井昭

978-4255010939

amazonamazon.co.jp

 と語る。編集者として雑誌を作っていたときも、芸術かエロかのすれすれの境目を面白がっていた。何なのか分類できなくて頭に残るとか、胸がざわざわするものが好きなのだという。

 本の中で末井さんは、「生きづらさを感じている人や、自殺するかもしれないと思っている人に、この本を読んでもらいたいのです」と書いている。

「僕は何も悩みがなく生きている人にあまり興味がなくて、自殺しそうな人にシンパシーを感じます。そういう人の方が生きることの苦しみとか、社会の矛盾といったことを考えていると思うし、その人たちの抱えている問題や視点を共有することで、社会がよくなり面白くなると思うんです」

 白夜書房を退社した7年前から、文筆とバンド活動の日々を送る。

「文章を書いているときは、結構辛いですね。バンドのライブが月に3、4回あるので、そこで発散しています。僕は文章も音楽も、長年やってきた雑誌の編集も、アマチュアだと思っているんです。プロなら絶対しないというようなことをしますから。そこが面白いのかもしれません」

(仲宇佐ゆり)

週刊朝日  2019年2月22日号


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