本田望結「こんな自分はイヤだ」両立に悩んだ日々明かす

野村美絵週刊朝日
 7歳で大ヒットドラマ「家政婦のミタ」の子役として注目を浴び、14歳になった今も俳優として活躍する本田望結(ほんだ・みゆ)さん。近年はフィギュアスケーターとしても注目され、11月23~25日の全日本ジュニア選手権(福岡市)では妹の紗来(さら)さんとの直接対決が注目された。11月初旬、全日本に挑む前に、スケートへの思いや自身の成長について、語ってくれた。

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――昨年に続き、全日本ジュニアの出場権を手にしました。

 今年は全日本ジュニアを目標にやってきたのでうれしいです。去年は偶然というか、なんとなく行けてしまったところがあったのですが、今年は練習の成果が出たと思っています。

――女優業とスケートの両立に悩んだ時期もあったと聞きました。

 小学生のときは女優としての私に注目していただくことが多くて、それが自分のなかでスケートに対する言い訳になっていました。でも年々スケートに対する思いが強くなって、小学6年生のとき改めて「スケートもちゃんと頑張ろう」と。そこから今年の3月くらいまでの2年間が、一番苦しかったですね。スケート中心の生活にしても、すぐにはうまくいかない。いろんなことを考えてしまうし、苦しくてどきどきするようなスケートの夢ばかり見て、「こんな自分はイヤだ」と思っていました。

――どうやって乗り越えたのでしょうか?

 当時一番悩んでいたのが、女優のお仕事をすると撮影期間中、練習ができなくなってしまうことでした。どっちもやりたいのに、うまくできない。でも中学2年生になって一人の時間を大切にするようになってから、「両方頑張るけれど、一日に両方やる必要はない」と気づいたんです。「この日はスケート」「この日はお芝居」でもいいし、「この1年はスケート」という時期があってもいい。そう思えたことで、すごく楽になりましたね。実際にはフィギュアのシーズン中でもお仕事はあるのですが、近畿選手権(10月5~8日、兵庫県尼崎市)に向けては、頭の中はスケート中心に動いていました。とくに10月から12月にかけては“スケーター”です。よく、「どうやって二つのことをやっているんですか?」と聞かれますが、自分では二つやっているという感覚はないんです。スケートをやっているときはスケートの私であって、女優の私とは別な気がします。

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