ガンバレルーヤよしこが患った「下垂体腺腫」 視力低下、視野が欠けるなどの症状も

狩生聖子週刊朝日#ヘルス
下垂体腺腫の内視鏡手術
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下垂体腺腫の内視鏡手術

「世界の果てまでイッテQ!」などの番組出演や女優の顔まねなどで人気沸騰中のお笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしこ(28)が16日、芸能活動を一時休養すると、所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーから突然の発表があり、衝撃が走った。

【下垂体ってどこ? 内視鏡手術の詳しい図版解説はこちら】

 休養の理由は、「下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)」治療のため。

 よしこは、人間ドックでホルモン産生の良性の腫瘍が見つかり、医師との相談の上、腫瘍を取り除く手術を受けることになったという。復帰時期については、「術後の経過をみて医師の判断に従う」とした。

 あまり聞き慣れない、この「下垂体腺腫」。そもそも「下垂体」は脳の底部にあり、ホルモンの分泌をつかさどる器官だ。下垂体腺腫はその部位に発症する腫瘍のことで、主な自覚症状は急激な視力の低下や、視野の一部が欠けたように見える視野欠損などがある。

 脳神経外科の手術は頭を開けて実施する開頭手術が主流だが、下垂体腺腫には、内視鏡などによる鼻の奥から腫瘍を切除する「経鼻的手術」が主流となっている。ここでは、下垂体腺腫の治療法について実例とともに紹介する。

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 千葉県在住の山田雄二さん(仮名・65歳)に脳腫瘍が見つかったきっかけは、いまから3年ほど前、運転免許の更新手続きのときのことだった。5年前に比べ、視力が急激に低下していた。

 慌てて眼科を受診したところ、視野の一部が欠ける「視野欠損」がみられ、脳の病気が疑われた。近くの脳神経外科でMRIを撮影したところ、脳に3.5センチ径の腫瘍が見つかり、千葉大学病院を紹介された。

■鼻の奥に入れて腫瘍を取り出す

 山田さんの担当医となった同院脳神経外科科長の佐伯直勝医師はこう言う。

「脳の下垂体に発症した下垂体腺腫という良性の腫瘍でした。視野の欠損は腫瘍が脳を圧迫していたためです。振り返ると疲れやすい症状もあったようで、これらを改善するために腫瘍を取り除く手術をすることになりました」

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内視鏡のほうが腫瘍摘出率高い

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