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好成績も要因!? イチョウが色づくと増える「受験うつ」チェックリスト

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永井貴子,前田伸也週刊朝日

受験うつチェックリスト(週刊朝日 2017年12月8日号より)

受験うつチェックリスト(週刊朝日 2017年12月8日号より)

 まもなく受験シーズンがやってくる。進路のかかった大事な時期なのだが、寝不足なのかぼんやりしたり、中には声を荒らげ暴れだしたりと、勉強に気持ちが乗ってこない受験生がちらほら見受けられる。もしかしたら、それは「受験うつ」かもしれない。どうしたらその兆候を見極められるのか。専門家に聞いた。

 家庭教師グループ「名門指導会」代表の西村則康さんの朝は、一本の電話から始まる。

 午前7時。

「起きてるか」「庭の花壇に水でもまいたらどうだ」

 電話の相手は家庭教師先の、都内の私立高校に通う3年の男子生徒。国立医学部を目指しているが、学年トップを保っていた高校2年の2学期までの成績がうそのように、急降下。そのころから神経質な言動が始まった。「体の臭いが気になる」「街を歩いていると、人が振り返るような気がする」……。

 勉強に身が入らなくなり、朝起きられなくなった。反省して未明まで勉強する。だから朝寝坊する。欠席日数が増え、大学に提出する調査書にも影響が出るんじゃないかと、余計に焦る。悪循環の原因のひとつは「なぜ」を考える癖が欠落していたこと。とりあえず目の前の問題の解き方を覚える学習から、「なぜ」に注目する学習に変えようとしたところ、時間が足りないことで焦り始め、自分の能力に不信感を持つようになった。微分方程式、複素数と、抽象的な概念の単元がきっかけだったという。


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