「いい風呂の日」にあふれるほどの銭湯愛 フランス人女子もとりこにする魅力とは? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「いい風呂の日」にあふれるほどの銭湯愛 フランス人女子もとりこにする魅力とは?

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大塚淳史週刊朝日
富士山が描かれた「大黒湯」で講演するステファニーさん

富士山が描かれた「大黒湯」で講演するステファニーさん

「銭湯の気持ち良さと人間の暖かさに感動した」というステファニーさん。フランスには日本のような公衆浴場はないそうだ

「銭湯の気持ち良さと人間の暖かさに感動した」というステファニーさん。フランスには日本のような公衆浴場はないそうだ

「昔ながらの銭湯は色んな情報が集まります。旅行では地元の方と湯船につかりながら、『この辺でオススメの場所はどこですか、おいしい店はどこですか』と聞く。ガイドブックにはない情報を知ることができます」

 銭湯への愛を熱く語ったステファニーさんだが、「銭湯が減っています。東京では月に数軒は無くなっているんじゃないでしょうか」と危機感を持つ。東京都によると、17年9月末現在で東京都内の公衆浴場は572軒。10年前の923軒と比べて半分近くになった。都の担当者は「内風呂が普及してきたことや、後継者不足、施設の老朽化などが主な要因です」という。

 ファンを広げようと一部の銭湯は、演奏会や落語会、トークショーなどを開いている。今回の会場となった大黒湯も、写真家の蜷川実花や初音ミクとのコラボイベントを開催している。

「銭湯ごとにストーリーがあります。建物だったり、絵だったり、オーナーさんのこだわりだったり。私も銭湯文化のためにSNSで発信していきます」

 最後まで銭湯へのあふれる愛を語るステファニーさん。任期は無いという銭湯大使として、これからも世界に素晴らしさを伝えてくれそうだ。(本誌・大塚淳史)

※週刊朝日オンライン限定記事


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