箱根駅伝の注目株「30歳1年生」 困難な道を選んだ理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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箱根駅伝の注目株「30歳1年生」 困難な道を選んだ理由

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渡辺勘郎週刊朝日
10月14日に開かれた箱根駅伝予選会(c)朝日新聞社

10月14日に開かれた箱根駅伝予選会(c)朝日新聞社

東京国際大1年の渡辺和也選手

東京国際大1年の渡辺和也選手

 10月14日の箱根駅伝予選会で、30歳の1年生が話題を集めた。10位で予選を突破した東京国際大の渡辺和也選手だ。

【写真】「30歳1年生」で話題の渡辺和也選手

 高校駅伝の名門・報徳学園(兵庫)を卒業後、実業団で活躍していた。大学入学前の所属は、日清食品グループ。なぜ、社会人生活をやめて大学に入り直したのか。渡辺を訪ね、“オールドルーキー”という困難な道を選んだ理由を聞いた。

「名門は、選手の入れ替えが激しいんですよ」

 日清のような名門の実業団選手は、多くが1年契約という。有望選手が次々に入る日清で走り続けるためには、設定された条件を毎年クリアする必要がある。

 それは、【1】日本選手権の参加標準記録突破と【2】ニューイヤー駅伝のメンバー(7人)入り。渡辺は昨年、【1】をクリアできず、「来年度は契約しない」と宣告されてしまった。

「まだ現役として走りたい。引退は考えていなかった」という渡辺は、コーチに相談。かつて日清に所属した松村拓希コーチのいる東京国際大を紹介された。

 渡辺は高校時代から指導者志望だったが、「選手として早く強くなるなら実業団かな」と考えて大学には行かなかった。しかし、30歳を迎える頃になって大学への道を進むことに。「周囲にはびっくりする人しかいなかったですね(笑)。僕自身、筆記具でモノを書くこと自体が久しぶりで、シャープペンを持ってなくて(笑)。不安でしたが、生きていく道(陸上)を貫き通そう、と」


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