使わないと損? “現金派”でもわかる電子マネー入門 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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使わないと損? “現金派”でもわかる電子マネー入門

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大塚淳史,多田敏男週刊朝日
電子マネーでの支払いは小銭がいらず便利。特定のエリアで使える「地域電子マネー」も登場している=広島市(c)朝日新聞社

電子マネーでの支払いは小銭がいらず便利。特定のエリアで使える「地域電子マネー」も登場している=広島市(c)朝日新聞社

電子マネーの利用は増加が続いている(週刊朝日 2017年11月3日号より)

電子マネーの利用は増加が続いている(週刊朝日 2017年11月3日号より)

主な電子マネー(週刊朝日 2017年11月3日号より)

主な電子マネー(週刊朝日 2017年11月3日号より)

 電子マネーが広がっています。コンビニエンスストアやスーパー、飲食店や自動販売機などいろんな場所で使えます。小銭を出す煩わしさが減り、お得なポイントもたまる。一度カードを作ると後は簡単なので、高齢者の利用も増えています。あなたも今日から始めてみませんか。

【図】主な電子マネーはこちら
 
「シャリーン」「ピッ」「ワオン」

 コンビニやスーパーのレジで順番待ちをしていると、こうした音が聞こえてくる。電子マネーを使ったときの「決済音」だ。カードや携帯電話を読み取り機にかざすだけで、すぐに決済ができる。小銭を財布から取り出さなくていい。ビットコインなど「仮想通貨」とは別物だ。

 使える場所は広がっている。大手の小売店はもちろん、ホテルや遊園地、タクシーなど、日常生活のあらゆる場面で目にするようになった。広島県内で使える「HIROCA(ヒロカ)」のように、「地域電子マネー」も登場している。

 変わったところでは、初詣のさい銭として受け入れる試みもある。

 便利さが受けて、電子マネーの利用は年々増えている。日本銀行によると、2016年の決済件数は51億9200万件で、前年より11.0%増。決済金額も10.8%増の5兆1436億円で、ともに右肩上がりだ。世界の中で見ても、日本は利用額が2位のイタリアの倍近くで、群を抜いて多く利用されているという。

 一方で、高齢者を中心に現金派も多い。理由はさまざまだが、「最初のカードを作るのが大変そう」「なんだか怖いイメージがある」といった声が目立つ。

 総務省統計局の家計消費状況調査によると、世帯主が65歳以上である2人以上の世帯のうち、電子マネーを利用した人がいる割合は、16年で30.4%。08年は11.9%だったので利用者は増えているが、7割の世帯ではまだ使っていない。

 世帯主が40~49歳の2人以上の世帯で利用した人がいる割合は57.6%なので、65歳以上は半分近くの割合にとどまっている。


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