海老蔵心の叫び…ブログ頻繁に「人とは脆く弱いものなのか」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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海老蔵心の叫び…ブログ頻繁に「人とは脆く弱いものなのか」

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週刊朝日#がん
舞台の安全を祈願する海老蔵さんと長男の勸玄君 (c)朝日新聞社

舞台の安全を祈願する海老蔵さんと長男の勸玄君 (c)朝日新聞社

 小林麻央さんの死去から2週間弱。現在の海老蔵さんの心境は──。

 海老蔵さんは麻央さんが旅立ってから、ブログを頻繁に更新し続けている。6月29日は、午前中だけで7回も更新。午後は9回。この日だけで実に16回も書いているのだ。

「今日も幼稚園の後、泣いてたそうです。(中略)ごめん。全ては私の力不足と思います。(中略)人とはなんとも脆く弱いものなのか?と日々己で痛感してます。しかしこれを乗り越えると私はかわる。そう信じてます…」(6月29日)

「今日の稽古はとても頑張ってました。白狐。見せたい。その気持ちばかりに…倅はそんな事も微塵も感じさせない笑顔で私のところへ向かってきました。多分そばで見ててくれてるだろうけど、まお」(6月28日)

 麻央さんが亡くなってから、海老蔵さんの精神状態を心配する声は多い。頑張りすぎて、心が折れたりしないだろうか、と。

 日本グリーフケア協会の宮林幸江会長は、「死を十分に悲しむ心の状態となる『悲嘆』は半年すぎから1年後」と説明し、「今はショック状態でまだ悲嘆が十分できあがっていないのでは」と推し量る。

 宮林さんによると、大事な人を失うと、その人を慕う情緒的な思いにとらわれる「喪失思考」とそこから立ち直ろうとする「現実思考」が入り交じり、本人を苦しめる。日常的に使う「悲しみ」だけではない多々の感情や思いが錯綜する苦痛であるので、普通ではない心の揺さぶられ方をする。これが大事な人を失った人の心の動きなのだという。

 現役の看護師で、出家して僧侶となった玉置妙憂さんは、8歳と20歳の子供を育てている中で夫を失った。自身の体験を振り返り、ブログを更新し続ける海老蔵さんをおもんぱかる。

「ただ風が吹いたときとか、ふとした瞬間に感じる底なしの悲しみに落ちるような感覚。でもこれは自分自身でしか乗り越えられない。自分で手段を見つけて感情と向き合っていく。そういう意味では、海老蔵さんが心情をブログで言えているのは良いことなのだと思う」


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