ミッツ・マングローブ「新大関に降りかかる、お節介という名の善意、善意という名の…」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ミッツ・マングローブ「新大関に降りかかる、お節介という名の善意、善意という名の…」

連載「アイドルを性せ!」

高安関は絶対的な『愛されキャラ』? (※写真はイメージ)

高安関は絶対的な『愛されキャラ』? (※写真はイメージ)

 ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、「高安関」を取り上げる。

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 絶対的な『愛されキャラ』の誕生です。見事、大関昇進を決めた高安関でありますが、昇進伝達式で述べた口上「正々堂々精進します」に、「なんとも高安関らしい四字熟語ですね!」などと無責任なコメントをしていた人たちを観て、「ちょっと馬鹿にしてない?」と感じてしまったのは私だけでしょうか。高安関を観ているとほのぼのしますし、「頑張れ!」と応援したい気持ちになります。『愛されキャラ』とはそういうもの。そもそもお相撲さん自体が、特異な先入観と“おめこぼし感”の中で捉えられる人たちである故に、「頑張れ!」の一方で、「多少は小馬鹿にしても大丈夫」という横柄な感情を抱かれてしまうのも、『愛されキャラ』に降りかかりがちな現実です。

「過去に何度も部屋を脱走した」とか「横綱・稀勢の里の背中を追う弟弟子」とか、『愛すべき後輩』的要素が満載なのをこれ幸いになのか、『いっそ元AKBの秋元才加と結婚すればいい』なんて論調が高まっているようですが、いったい全体どういうつもりなのでしょう? 事実、秋元才加さんは高安関と同じフィリピンと日本のハーフで幼馴染みだそうです。昨年ぐらいから本場所を観戦されたりもしています。さらにそこへ来て大関昇進のフィーバーも相まって、単なるどさくさ紛れの「ヒューヒューお前ら付き合っちゃえよー」的な無礼講なのでしょうけれど、どうにもこうにも引っかかるのです。どこかふたりに対して、非常に稚拙で乱暴な括り方をしているのではないかと。しかもいきなり『結婚』って。


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