【3】東京茶寮


・現代の茶室でハンドドリップ茶を味わう
日本茶もコーヒーと同様に産地や品種によって千差万別だ。そこで単一産地、単一品種の茶葉を厳選し、ハンドドリップで日本茶を提供している。1煎目と2煎目で湯温を変えると、うまみや渋みの出方が異なるなど発見の連続。「ライフスタイルが変わり、お茶の楽しみ方に“再構築”の可能性があると思うんです」(代表・青柳智士さん)

東京都世田谷区上馬1-34-15/営業時間:平日13:00~20:00、土日祝11:00~20:00/定休日:月曜(祝日の場合は翌日休)/煎茶2種飲み比べ+お茶菓子1300円(50分制)

【4】紀伊茶屋(きのちゃや)大手町ビル店
・本格日本茶スイーツと読書を楽しむ
カフェ併設の書店が増えているなか、紀伊國屋書店が選んだのは日本茶。各地から厳選した茶葉を用い、手頃な価格で本格的な味が堪能できる。特に力を入れたのはソフトクリームなどのスイーツ。「本は文化で、書店は文化発信の場所。お茶も日本の伝統文化だから相性がいいと思っています」(店長・佐藤楓さん)

東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル1F 紀伊國屋書店内/営業時間:10:00~20:00/定休日:土日祝

【5】おちゃらか
・フランス人が教える日本茶の魅力
フランス人ソムリエ、ステファン・ダントンさんのフレーバー(香り)茶専門店。マロングラッセやバナナチョコといった、意外な香りの組み合わせに驚かされるが、その味は洗練された緑茶やほうじ茶。「フレーバー茶を作ったのは、日本人にも外国人にも日本茶に興味を持ってもらうため。目や鼻、口でぜひこのお茶を体験してみて」

東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 B1F/営業時間:10:00~21:00/定休日:不定

週刊朝日 2017年6月2日号