連続テレビ小説「まれ」で天真爛漫な女の子を演じ、一躍お茶の間の人気者になった土屋太鳳さん。最新作の映画「PとJK」では、亀梨和也さんと共演しています。作家の林真理子さんとの対談で撮影時の様子を話してくれました。
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林:ロケは函館だったんですよね。どのくらい行ってらしたんですか?
太鳳:1カ月です。すごく素敵な街でした。海が見える坂の上から、緑の中を自転車でガーッと走るシーン、気持ちよかったです。
林:おいしいもの、食べました?
太鳳:はい。お肉とか、いろいろ。
林:五島軒のカレーとか? あ、知らないか(笑)。共演の亀梨さんはすごい人気者ですから、その恋人役ってプレッシャーを感じませんでした?
太鳳:私が10歳のとき、亀梨さんが出演されていた「野ブタ。をプロデュース」(2005年)という学園ドラマを楽しみに見ていたんです。だから共演させていただけること自体が不思議でした。撮影前にKAT−TUNさんは充電期間に入ったんですけど、東京ドームでの最後のコンサートの様子がテレビで特集されていて、亀梨さん、「必ず成長して帰ってきます」とおっしゃったんですね。三つの扉があって一人ずつその扉に入っていくんですけど、亀梨さんが入る扉の向こうにあるのが「PとJK」の撮影なんだと。ファンの方々も「成長を楽しみにしています!」と、前向きなことをおっしゃっていて、「この方々のためにも、絶対いい作品にしよう」と思いました。