(5)オリジナル「ヤマト」の女性乗組員は、森雪ひとりだけ?


「2199」では「多くの女性乗組員が活躍。衛生士・原田真琴と航空隊長の加藤の「艦内結婚式」が、古代の提案でおこなわれるシーンもあった。

 オリジナルでは、女性は雪ただひとりと思われがちだが、テレビ版「宇宙戦艦ヤマト」第10話「さらば太陽圏!銀河より愛をこめて!!」で複数の女性乗組員が活躍する姿が確認できる。

(6)アナライザーにもセクハラ規定が適用された?
 シリーズでおなじみの赤いロボット、アナライザー。「2199」ではヤマトの「サブコンピュータ」(略称型番:AU‐09)という重要な役割が与えられた。

 オリジナル版でたびたびみられた、アナライザーによる雪への「セクハラ」が「2199」ではみられなくなったのは、時代の流れだろうか。

(7)沖田十三艦長は生きている?
 オリジナル「ヤマト」のラストで死亡したかと思われた、沖田十三艦長。しかし、実はこのとき脳死には至っていなかったとして「宇宙戦艦ヤマト 完結編」で再登場した。

「2199」では死亡した後、コスモリバースシステムの中核となるという結末に。「2202」では何らかの形で再登場するのか?

(8)デスラー総統にファーストネームが
 ガミラス帝国のデスラー総統、「2199」から「アベルト」というファーストネームが設定された。同じくイスカンダルの女王・スターシャにも、「スターシャ・イスカンダル」というフルネームが。キャラにさらなる深みが増したかも?

(9)ガミラス人の肌の色は青以外もある
 デスラー総統をはじめ、ガミラス人といえば青い肌の色が印象的だが、「2199」では、ガミラス内にもいくつもの人種が存在し、地球人にもいる肌の色のガミラス人(植民地出身の二等ガミラス人という設定)も登場した。

(10)スターシャに雪そっくりの2人目の妹ができた
 惑星イスカンダル女王のスターシャ。オリジナル版には妹のサーシャが登場したが、「2199」では3姉妹に。雪にそっくりな、ユリーシャという2人目の妹が登場し、最初に地球に派遣されている。

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