焼き菓子から「当たり」が出れば王様に? 世界の正月料理事情 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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焼き菓子から「当たり」が出れば王様に? 世界の正月料理事情

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「ガレット デ ロワ」/RITUEL par Christophe Vasseur 東京都港区北青山3-6-23/営業時間:8:00~19:00(土日祝は9:00~)/定休日:不定(1月1日は休、12月31日、2~3日は時短営業) (撮影/写真部・堀内慶太郎)

「ガレット デ ロワ」/RITUEL par Christophe Vasseur 東京都港区北青山3-6-23/営業時間:8:00~19:00(土日祝は9:00~)/定休日:不定(1月1日は休、12月31日、2~3日は時短営業) (撮影/写真部・堀内慶太郎)

■【ベトナム】ぜいたく品だった豚肉をもち米で包んで食べる

「ベトナムでは必ず、豚肉と緑豆を中に入れたチマキを食べて旧正月を祝います。もち米を食べると、自分も粘り強く頑張れると考えられているからです。北のほうのは四角い形をしていて『バンチュン』と呼ばれ、南は丸い形で『バンテット』といいます」(店を統括するヤンさん)

 経済的に豊かでなかった頃のベトナムでは、おかずは野菜と魚が中心。豚肉は高級品で、庶民は旧正月くらいしか食べられなかったという。そのためチマキに加え、ゴーヤで豚肉を巻いた「コウワハン」や、ナンプラーで味付けした豚の角煮「ティット コー」が新年の食卓を飾る。

サイゴンレストラン 東京都豊島区東池袋1‐7‐10 鳥駒第一ビル3F/営業時間:11:00~15:00、17:00~22:00L.O.(土日祝の夜は16:00~)/定休日:年末年始のみ

■【ペルー】一昼夜飲んで踊り続ける水分補給には鶏のスープ

「大体、31日の昼12時くらいから1日の朝5時くらいまで、家でずっと強いお酒を飲むんですよ。飲みながら家族で話をしたり踊ったりする。料理は大皿で出して、好きに取って食べます」(ウェートレスのサオミさん)

 アルコールを摂取し続けると、水分補給が必要になる。そこで必ず鶏出汁のスープを飲む。コリアンダー風味で若鶏と米入りの「アグァディト デ ポジョ」、パスタを入れてモモ肉をのせた「カルド デ ガジーナ」が、よく飲まれる。食べ物は、魚介のレモンマリネ「セビーチェ」と皮付き豚肉をカリカリに焼いた「チャンチョ アル オルノ」が必ず用意される。

ミラフローレス スペイン坂店 東京都渋谷区宇田川町13‐16コクサイビルA館4F/営業時間:11:00~14:30L.O.、18:00~22:30L.O./定休日:月

■【スコットランド】羊肉を用いた伝統料理にウイスキーをかけて食べる
 羊肉、内臓、オートミール、香辛料などを羊の胃に詰めてゆでるか蒸した「ハギス」。かの地の伝統的料理だ。


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