「失敗作だと思った」山田洋次監督が明かす“寅さん”秘話 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「失敗作だと思った」山田洋次監督が明かす“寅さん”秘話

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「さくらのアップになったりする時、渥美ちゃんは変な顔して笑わせるんですよ。カメラの高羽(哲夫)ちゃんから何度も『倍賞くん、笑わないのー!』って(笑)」(倍賞さん)

「『痛っ』っていう台詞(せりふ)でも、僕らは『イテテテテ!』ってやらなきゃならないんだけど、渥美さんは『アタタァ……』って、独特なの。こんな人はやっぱりいないんだ。これでOKになっちゃうし、おもしろいし。すごいなと思ったよね」(前田さん)

 帝釈天の寺男、源公役でおなじみの佐藤さんは、

「山田監督には『男はつらいよ』の前作で採っていただいた。2時間半遅刻してたばこ吸って足組んでオーディションを受けたんですけど。それでも使っていただいて(笑)」

 松竹の若手社員から、「寅さんは、さくらに恋愛感情をいだいていたのでは?」という鋭い質問も。

 山田監督はこう返した。

「兄と妹は、異性でありながらセックス抜きなわけですよね。いつまでも愛し合える。(『男はつらいよ』は)寅さんとさくらの永遠のラブロマンスだったのかもしれませんよね」

週刊朝日 2016年8月26日号


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