“文春砲”でピンチの鳥越陣営がすがるあの人物 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“文春砲”でピンチの鳥越陣営がすがるあの人物

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「反アベの旗を立てます!」

「反アベの旗を立てます!」

 JR有楽町駅前で7月22日に行われた街頭演説会で、鳥越俊太郎氏は、野党5党の幹部とともに「反アベの旗を立てます!」と強気に宣言した。

 選挙戦中盤に入っても一日1、2回という演説のペースは変えないものの、保育施設、介護施設、新国立競技場の建設予定地などを次々と視察。現場で見聞きした話を演説に取り入れるようになった。19日にはSEALDsや学者の会などでつくる「市民連合」から推薦を取り付けるなど、地道に支持を広げようとしていたが、そこに飛び込んできたのが週刊文春が報じた「淫行疑惑」(21日発売号)だ。

 鳥越氏側は同日、「週刊文春」を名誉毀損と公職選挙法違反の疑いで東京地検に刑事告訴。鳥越氏は記事は「まったくの事実無根」と訴えたが、詳細については「法的な問題なので弁護士に一任している」と説明を避けた。

「鳥越さんは政治家経験がないので政治とカネの問題もない。女性関係といっても、仮にあっても76歳なので過去のことだろうし、先月も奥さんと旅行に行くほど夫婦仲も良く、スキャンダルは心配していなかった。そんな中で、文春が選挙戦に影響しかねないような記事を大々的に出したことに驚きました。影響で女性票が減るようなことはないと思うが、それよりも陣営が対応に追われ、労力をとられたのは痛い」(民進党都連所属議員)

 一方、市民連合関係者からはこんな声も上がる。

「記事の真偽はともかく、過去の女性スキャンダルを狙われているという話は出馬前から出ていた。民進党、共産党ら野党連合幹部らの耳にも入っていた。無警戒すぎたのでは」

 こうした中、冒頭の演説会では共産党の志位和夫委員長が「立候補を取り下げるという重い決断をされた宇都宮健児さんに心からの敬意を表したいと思います」と述べるなど、野党一本化のために告示日前日に出馬を辞退した宇都宮氏に気遣いを見せた。鳥越陣営は宇都宮氏側に応援演説を依頼しているという。流れを変える切り札になるか。(本誌・小泉耕平、西岡千史、上田耕司/今西憲之)

週刊朝日 2016年8月5日号


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