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がんに負けるなエンケン 不滅の男へエール

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頭脳警察の公演にゲスト出演したときの遠藤賢司=2009年11月

頭脳警察の公演にゲスト出演したときの遠藤賢司=2009年11月

「カレーライス」「東京ワッショイ」「不滅の男」などの名曲で知られるシンガー・ソングライターの“エンケン”こと遠藤賢司(69)が、がんと闘病中だ。

 昨年末に体調を崩し、今年3月にがんと診断されたことを6月11日にブログで公表した。「治療をしながら音楽は続ける」としているが、詳細は明らかにしていない。

 エンケンはボブ・ディランに触発されて音楽活動を始め、1969年にシングル・デビュー。翌年には細野晴臣、松本隆らをバックに従えてアルバムを作った。三島由紀夫の割腹自殺に触れた「カレーライス」がヒット。「ギター1本ですべての音を表現する」が信条で、弦が切れそうな激しい運指と、のどが裂けそうな絶叫で、聴衆を圧倒させてきた。

 流行にこびない彼の音楽人生に共鳴するミュージシャンは多い。エールの声が続々と送られている。


■遠藤ミチロウ

兄上様

兄さん、無理しないで頑張って下さい!
慰めや励ましにはなりませんが、本当に無理しないで頑張って下さい!
体調が良くなってまた一緒にライブが出来る日をずっと待ってます。

エンケンは不滅の男です!!
遠藤兄弟は不滅です!!

愚弟ミチロウ


■あがた森魚

遠藤賢司さんへ。

エンケンさん、きっと元気だよ。

エンケンさん益々元気に活躍していくんだろうな。
エンケンさん益々元気に活躍していくとおもう。

エンケンさンが本当の歌を歌うのはこれからなんじゃないかな。
エンケンさんは、きっとここからがすごい歌、歌いだすとおもいます。
「不滅の男」って言ったって、我々も様々も流転していく、
ボブ・デイランの「時代は変わる」ではないけど、我々も様々も流転していく。
変わっていく時代の中で、ぼくら世代が歌い出した60年代にわかちあった「ロマンティシズムのようなもの」。約半世紀前に、時代が「ラヴ&ピース」や「ウッドストック」が、ぼくら世代に投げかけてくれたものに対して、懐古趣味としてではなく、たった今現在も、強い意思と表現性で歌い続けてくれている希有な人。愛やパッションのある数少ない歌い手。エンケンさんは、むしろ、きっとここからがすごい歌を、歌いだすんだとおもいます。


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