北原みのり「オジサン色とは…」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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北原みのり「オジサン色とは…」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

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 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏は、国会中継を見ていて、こんなことを思ったという。

*  *  *
 国会中継をみているとオジサンばかりで、この職場で女や若者が働くのは、どんなにストレスだろうと想像するだけで胃が痛い。女が増えれば平和が訪れる!とは思ってないけど、オジサンが9割占める国会では、日本そのものがオジサン色に染まっていくのではないかと、心配だ。

 オジサン色の特徴を一言で言うと、「縄張り」が好き過ぎる! これに尽きる。

“戦争法案”に反対する集会に、共産党の志位さんと共に参加した維新の党の議員が厳重注意を受けた。「維新が共産と組むのはおかしい」ということらしい。重大な法案の前に個人がどう考えるかよりも、縄張りの中でどう考えるかが優先される、典型的なオジサン発想だ。

 そんな縄張りからの声に耳を澄まし続けると、世間の声が耳に入らなくなるのだろう。

「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」と、作家の百田尚樹氏が自民党の議員の勉強会で語ったことが話題になったけど、そもそも百田氏は沖縄の新聞をしっかり読んだことはないと、その後のインタビューに答えて語っていた。「記事の印象から私が嫌いな新聞だ」と。これこそ、都合の良いように解釈したがるオジサンの末期症状だ。


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