巨人の長野、坂本は打者としての怖さがない? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人の長野、坂本は打者としての怖さがない?

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修

 巨人の橋本到選手が好調だ。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、起爆剤となる選手はチームによい影響を与えるという。

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 巨人が原辰徳監督のインフルエンザというアクシデントも乗り越えて、白星を重ね始めた。その原動力となっているのが橋本到だ。川相昌弘ヘッドコーチが監督代行を務めていた4月16日のDeNA戦(横浜)で1軍昇格即3番に入って、先制打に本塁打まで飛び出す3安打3打点。巨人浮上の起爆剤となっている。

 開幕直後のチームは計算も立たず不安定で、早く軌道に乗せられたチームが浮上していく。登録してすぐに橋本を3番で起用したのは、川相ヘッドが原監督に電話してアドバイスをもらったらしいが、なかなかできる決断ではないよ。ただ、それまで巨人はクリーンアップをしっかり組めていなかった。原監督も現状をどうやって好転させるかを常に考えていただろう。橋本3番起用には、追い風を吹かせる意図もあったと思うよ。

 追い風とは何か。競争意識ももちろんある。加えて「チームで忘れていたものを思い出させる」効果もあった。橋本の長所は、コンパクトでありながら、迷いなく自分のタイミングで振り切るところにある。投手からしたら、どんな球種も、空振りしてもいいと振り切られることが一番怖い。


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