予選敗退の丸山茂樹「体がどうにも…」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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予選敗退の丸山茂樹「体がどうにも…」

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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 休業中ながらも4カ月ぶりのトーナメントに参加したプロゴルファー・丸山茂樹氏だったが、結果は予選落ち。その原因を振り返る。

*  *  *
 4カ月ぶりの試合は散々でした。左手親指の慢性亜脱臼を抱えて練習不足なので、予想はしてましたけどね。やっぱり残念ですね。

 僕の今季2試合目になった、ダンロップフェニックストーナメント(11月20~23日、宮崎・フェニックスCC)。あわよくば4日間プレーしたいと思ってたんですけど、初日72、2日目79の6打差で予選落ちしました。

 一番の問題点はパターでしたね。とにかくパッティングが言うこと聞かなかったという感じで。普段回ってるコースのグリーンは、速くても10フィートなんですけど、フェニックスは12~13フィートに設定してある「高速グリーン」です。自分の頭の中にあるラインのイメージと実際の距離感が、まったく合わなかった。

 いい感じで打ったつもりのものが、全部強い。対応できないまま終わっちゃいましたね。パターがもうちょっと入ってくれたら、流れも変わってたかと思うんですけどね。ドライバーはそこそこ頑張れてたと思いますから。

 2日間一緒に回ったのが深堀圭一郎君(46)と尾崎直道さん(58)で。直道さんは「お前なら、チャンピオンズツアーなら十分にやれるから。頑張れよ」と言ってくださいました。米PGAツアーが運営する50歳以上のシニアツアーのことなんですけどね。まあ、そう言っていただけるのはありがたいんですけど、現状では自分の体がどうにも……。今回も指が痛かったですし。そう思うと、チャンピオンズツアーってのも、ちょっとツラいかなと思います。

 この試合は松山英樹(22)が東北福祉大の先輩である岩田寛(33)とのプレーオフを制して、優勝しました。英樹は今季の国内ツアー参戦が2試合目で、これが最後。昨季、賞金王になったことで5年のシード権を得たんですけど、今季は出場義務試合数に達せず、来季1年間のシード資格停止処分を受ける見通しになっていました。

 でもこの優勝で2年シードを新たに獲得したため、「資格停止処分」は帳消しに。なんていうか、本当の強さを感じるし、ガッツがありますよね。米PGAツアーを回ってて、ポンと日本へ来て結果を残す。ワールドクラスの実力がないとできないでしょうね。

 11月24日には、「第7回丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」を開催させていただきました。小学4~6年生の部に男女計40人、中学生の部に男女計30人、高校生の部に男女計42人、トータルで112人の若きゴルファーたちが参加してくれました。

 ちょうど息子の奨王(ショーン)がアメリカから帰国していて、18ホールのストロークプレーに参加しました。5バーディー、3ボギーの2アンダーで、中学生の男子17人中2位。結構頑張ったんじゃないでしょうか。

 8月の第6回大会が荒天のために途中で中止になったので、その「リベンジ」の意味も込めて、初めて秋に開催しましたが、みんなが気持ちよくプレーしてくれたので、やってよかったと喜んでいます。

 春夏に開くこの大会の他にも、いろんなイベントを開いていけたらいいなと思ってます。子どもたちがゴルフを続けていってくれるようにね!

週刊朝日  2014年12月12日号


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丸山茂樹

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める

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