多汗症とわきがは別 その違いを専門医が解説 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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多汗症とわきがは別 その違いを専門医が解説

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 東京都在住の会社員、吉川登喜子さん(仮名・41歳)は、数年前からわきの臭いと汗の多さが気になっていた。営業の仕事で人と会うことも多いため、夏が近づくと相手に不快な思いをさせているのではないかと不安に思い、精神的にもかなりの負担となっていた。

 そんなある日、書店でわきがやわき汗についての本を探しているときに、五味クリニックのことを知った。

 さっそく五味クリニックを予約し、院長の五味常明医師の診察を受けた。

 五味医師から、わきがは本人が気にすることではじめて治療の意味が出てくることや、臭いの悩みは人間関係の悩みであり、社会生活を円滑に送れないのであれば克服しなければならない重要な問題であることなどを説明され、少し気が楽になった。そして、悩みの度合いと治療によりどこまで臭いをなくしたいかなどを聞かれたあと、臭いのレベルを身体状況から診断するために、耳垢の湿り具合、わき毛の状態、下着の黄ばみ具合、遺伝、汗の状態などを調べられた。その結果、中等度の腋臭症(えきしゅうしょう=わきが)と診断された。

「当院に来院される人は、本人が気にしているほどの臭いのない場合が多いです。まったく臭っていないのに気にして、精神的に病んでしまっている場合もあるので、まず問診が重要です。吉川さんの場合は、わきがはありましたが、手術で根本的にアポクリン腺を切除するほど重症ではありませんでした。本人と相談しながら、治療法を選択しました」(五味医師)


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