角界の“プリンス”誕生 遠藤のすごすぎる実力 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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角界の“プリンス”誕生 遠藤のすごすぎる実力

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秋場所で主役に躍り出た新入幕の遠藤(22・本名=遠藤聖大)。早くも「横綱級」の注目を集めている (c)朝日新聞社 

秋場所で主役に躍り出た新入幕の遠藤(22・本名=遠藤聖大)。早くも「横綱級」の注目を集めている (c)朝日新聞社 

「横綱級」の注目を集める新入幕の遠藤(22・本名=遠藤聖太[しょうた])。14日目に左足首の負傷で、残念ながら休場となったが角界の“プリンス”の実力と人気はただものではない。

 遠藤は大学4年生だった昨年、全日本選手権を制して「アマ横綱」に。今年の春場所で初土俵を踏むと、名古屋場所では14勝1敗で十両優勝。所要3場所で、昭和以降最速の幕内昇進を果たした。

 あまりにも出世が早すぎて、髪が伸びるのも間に合わない。まげが結えず、今場所はざんばら髪をオールバックにして土俵に上がった。しこ名も本名のままだ。

 しかし、取組では新入幕らしからぬ落ち着きを見せる。「四股がきれいと言われたい」と話したとおり、立ち居振る舞いが美しい。

 仕切りで四股を踏むと、つま先が両国国技館の天井を指す。1秒、2秒、3秒……ピタリと制止する。滞空時間が長く鮮やかな四股に、場内からは、「ほぉーっ」というため息がもれた。初々しい「イケメン」力士とあって、女性ファンの黄色い歓声もひときわ目立つ。

 スポーツライターの玉木正之氏もこう期待を寄せる。

「相撲がうますぎるくらいうまい。久々に相撲界の明るい将来を語れる力士が出てきた」

 来場所も期待に応えられるか。

週刊朝日  2013年10月11日号


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