IT機器は今や生活にとってなくてはならないものだが、皇室も例外ではないらしい。若い世代の皇族方は、ごく自然にパソコンや携帯電話を使いこなしている。

 2005年に結婚して皇族の身分を離れた両陛下の長女、黒田清子さんは、黒田慶樹さんと交際中にメールで連絡を取り合った。07年には、高円宮家の長女で英国留学中だった承子さまが過激な内容のブログを投稿して話題になったのも記憶に新しい。

「また、秋篠宮家眞子さま佳子さまも携帯メールでご友人とやり取りをしています」(皇室ジャーナリスト)

 雅子さまも例外ではない。交流のある知人はこう話す。「雅子さまの携帯番号から直にお電話を頂くこともありますし、必要があればメールも頂きます。まだ、私は絵文字入りのメールを頂いたことはありませんね(笑い)」。

 皇太子さまの周辺環境もIT化が進んでいる。皇太子さまご自身が、パソコンでインターネットを使い、飲食店を探すこともある。また、水の研究をライフワークとする皇太子さまは、今年3月にニューヨークの国連本部で開かれた「水と災害に関する特別会合」でパワーポイントを駆使し、基調講演を行われていた。

 愛子さまも昨年の那須ご静養中に、スマートフォンらしき機器を手に持つ姿が目撃されている。昨年の8月24日。皇太子さまと愛子さまは、朝からお昼まで那須岳の南月山に登った。雅子さまは当日になって参加を取りやめたため姿を見せなかったが、学習院の同級生の男の子とその家族が一緒だった。

「この男の子は一昨年(10年)の南月山への登山でも一緒に登っています。愛子さまのお気に入りのボーイフレンドなんですよ」(居合わせた登山客)

 居合わせた登山客によれば、愛子さまは休憩をするたびに、ポケットからスマートフォンのような薄い機器を取り出して、高山植物や皇太子さまや友達を撮影していた。ときおり、皇太子さまが愛子さまに、「(写真)撮った?」と声を掛け、愛子さまが、「うん」とうなずく場面もあった。

 皇族方がITを駆使する時代がやってきたのだ。

週刊朝日 2013年5月3・10日号