35歳銀行員が上司のひと言でフェイスブック嫌いに 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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35歳銀行員が上司のひと言でフェイスブック嫌いに

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週刊朝日#仕事

 ツイッターやフェイスブックなどソーシャルメディア上で行われるハラスメント、“ソーハラ”が増えている。ある日、Bさんのフェイスブックに上司から、友達申請が送られてきた。保留にしていると上司から、「なぜ承認してくれないの?」と直接催促され、承認せざるをえなくなったという。

 ハラスメントの相談や研修を行う「ヒューマン・クオリティー」の樋口ユミ代表はこのケースに関してこう言う。

「上司は気軽に誘ったつもりでも、部下には重荷となる場合もあります。部下とSNS上でつながりたい場合は、相手から誘われるまで待つことが大切です」

 フェイスブックの「いいね!」ボタンは押すだけで投稿された内容に好意を持ったことを伝えられるため、気軽に押す人が多い。このボタンにまつわるソーハラも多くある。

 30代女性会社員Cさんは、投稿するたびに上司から「いいね!」を押された。嫌悪感を抱き、フェイスブックの更新をやめてしまったという。一方、都内の銀行で働く女性Aさん(35)はある日、上司から「Aちゃんは『いいね!』を押さないタイプなの?」と声を掛けられた。上司のフェイスブックを見ると、上司が何か書き込むたびに、複数の同僚が必ず『いいね!』を押している。

「以来、週に1回は『いいね!』を押しています。おかげで楽しかったフェイスブックが、義務になってしまいました」(Aさん)

 上司の側は加害者にならないために、どのような点に注意すればいいのか。前出の中村理事は言う。

「重要なのは、現実社会での人間関係を円滑にすることです。上司の『いいね!』を嫌がる部下も、親友や恋人の『いいね!』は嬉しいと感じるはずですから」

週刊朝日 2012年11月2日号


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