竹島問題 韓国国内の冷静さをソウル在住日本人が指摘 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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竹島問題 韓国国内の冷静さをソウル在住日本人が指摘

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 韓国の大統領が「竹島? それはどこだ。そんなところに行ったことがない」と語ったという。「竹島」でなく「独島」だと、こんな子どもじみた理屈で親書を送り返してきたというのだから、開いた口がふさがらない。「価値を共有する大切なパートナー」(野田佳彦首相)であるはずの隣国・韓国よ、いったいどうしてしまったのだ。

 もともとこの騒動は、国内で支持率低迷にあえぎ、親族らの数々の不正疑惑もあって、退陣後には逮捕の可能性までささやかれる李明博(イミョンバク)大統領が、8月10日に突如、竹島に上陸したことに始まる。

 さらにその4日後には、「(天皇は)韓国を訪問したいのであれば、(日本の植民地支配からの)独立運動で亡くなった方々を訪ね、心から謝るのがよい」と暴言を吐き、日本国民のさらなる反感を買ったのはご承知のとおり。

 もっとも、追い詰められたリーダーがいかに騒ぎ立てようとも、韓国内では冷静な空気も流れているようだ。

「1996年ごろにやはり竹島問題が過熱したときには、飲食店で『日本語はしゃべるな』と怒られたり、タクシー運転手に『お前はどう思うんだ』とけんかを吹っかけられたりしましたが、今回はそんな空気はありません。むしろ、李大統領の言動は日本側に付け入る隙を与えたのではないかという声も開きます」(ソウル在住の日本人)

※週刊朝日 2012年9月7日号


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