メイン画像
メイン画像

きょう19日は、東北や北陸を中心に雪の降り方が強まり、短い時間に一気に積雪が増えている所があります。急激な積雪により道路では立ち往生による大規模な渋滞が発生するおそれがあります。

東北や北陸 短時間の大雪

きょう19日は、強い寒気の影響で、東北や北陸を中心に雪の降り方が強まっています。短い時間に一気に積雪が増えているのが特徴で、新潟県魚沼市西名や、新潟県長岡市、福島県只見町では、わずか6時間で40センチ以上の雪が降りました。

東北や北陸では、あすにかけても断続的に雪が降り、あす朝にかけては積雪が急に増える所があるでしょう。
あす20日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
北陸地方 80センチ
東北地方 70センチ
です。

雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を

画像B
画像B

短い時間に一気に雪が降り積もった場合、雪道では路面の状況が急激に悪化し、雪に埋もれて車が動かなくなってしまうことがあります。

車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。

防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。

屋根からの落雪にも注意

画像C
画像C

また、外に駐車しているうちに、雪が降り積もって駐車場から出られなくなるという事例も多いです。車に雪かきグッズを入れていない方は、軍手やゴム手袋など最低限のものだけでも用意してから駐車場へ向かうとよさそうです。

雪下ろしが追いつかないため、軒下では屋根から落ちてくる雪に注意して歩きましょう。荷物はリュックにまとめるなど、なるべく両手をあけておくようにしてください。積雪によって用水路が隠れてしまい、見えなくなることがありますので、足元に注意して慎重に歩くようにしましょう。

なお、急な積雪により、列車の運行が遅延するなど、交通機関に影響が出ることも考えられます。お帰りの際は最新の情報を確認してください。