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四国地方では10日から湿った空気や前線の影響で、雨の降りやすい天気が続き、太平洋側を中心に大雨となっています。このあとも雨の天気が続き、さらに雨量は増えるため警戒が必要です。

四国太平洋側で200ミリを超える大雨となっている所も

四国地方では10日から湿った空気や前線の影響で、太平洋側を中心に雨の降りやすい天気が続いています。降り始めからきょう13時までに、高知県室戸市佐喜浜では246.5ミリと200ミリを超える大雨となっています。高知県土佐清水市では184.5ミリ、徳島県海部郡美波町の日和佐で148ミリなど、5月の月降水量の半分以上がここ数日で降るような大雨となっています。

今夜は再び発達した雨雲がかかり、太平洋側を中心に非常に激しく降る所

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本州の南岸に沿うように前線が停滞し、あすにかけて四国沖の前線上を低気圧が進む見込みです。四国地方ではこれからあす明け方にかけて雨が降るでしょう。特に低気圧が近づく今夜は、暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、大気の状態が不安定となるため、太平洋側を中心に雷を伴い非常に激しく降る所もあるでしょう。

あす14日6時までに予想される雨量は多い所で、瀬戸内側で100ミリ、太平洋側で150ミリとなっています。
これまでの大雨ですでに地盤の緩んでいる所もあります。土砂災害に注意・警戒してください。また、河川の増水や低地の浸水などにもご注意ください。

雨のピークは暗くなってから 早めの対策・行動を

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雨のピークは今夜、暗くなってからとなりそうです。避難する場合は暗くなる前に早めに行動しましょう。また暗くなってからの避難は危険です。自宅で待機する場合は、浸水の可能性がより低い2階などへ垂直避難をしたり、崖から離れた部屋で過ごすなどしてください。また、最新の気象情報や自治体の情報を入手できるようにしておきましょう。