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22日日曜の最高気温は、北陸や近畿、関東を中心にグングン上がり、金沢市は13日ぶりに35℃以上の真夏日になりました。一方、北海道は東部を中心に、21日土曜ほど気温の上がらない所が多く、根室市は10月中旬並みでした。23日月曜は二十四節気の「処暑」ですが、関東から西では、残暑が続きますので、熱中症対策を心がけてください。

北陸・近畿・関東を中心に 厳しい残暑

22日日曜は、午前中は北陸で日差しが多く、気温がグングン上がりました。午後は、近畿や関東でも、日差しが気温を押し上げました。

15時までの最高気温は、金沢市では35.1℃と、13日ぶりの猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。石川県小松市は34.9℃、奈良市は34.3℃、埼玉県越谷市は33.8℃、東京都心は33.6℃と、体にこたえる暑さとなりました。

一方、北からは、涼しい空気が流れ込み、北海道は東部を中心に、21日土曜ほど、気温の上がらない所が多くなりました。15時までの最高気温は、根室市で15.1℃と10月中旬並みで、金沢市と比べると、20℃も低い気温でした。

23日月曜の熱中症情報 関東から西で「危険」や「厳重警戒」

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23日月曜は、二十四節気の「処暑」で、暦の上では、暑さがおさまる頃です。

しかし、関東から西では、最高気温は30℃前後の所が多く、厳しい残暑が続くでしょう。気温が高いだけでなく、湿度も高いので、熱中症のリスク高まりそうです。

熱中症情報を見ますと、那覇市や福岡市は一番上の「危険」、鹿児島市~東京都心は広い範囲で「厳重警戒」です。熱中症には、十分お気をつけください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。