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きょう(7月16日)東北と関東甲信で梅雨明けが発表された一方で、四国地方には南から次々に雨雲が流れ込んでいます。

あさって日曜日にかけて、四国地方には活発な雨雲がかかりやすい状態が続く見込みのため、太平洋側を中心に大雨に警戒が必要です。

大雨をもたらす湿った空気の流れ込みがしばらく続く

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きょうは、日本の東海上に中心を持つ太平洋高気圧が勢力を強めたため、東北と関東甲信ではおおむね晴れて、梅雨明けが発表されました。一方で、四国地方は太平洋高気圧の縁にあたり、湿った空気が流れ込みやすくなっています。

あす、あさっての予想天気図を見ても、四国地方は引き続き太平洋高気圧の縁にあたり、沖縄の南には熱帯低気圧も進むため、四国地方には大量の水蒸気を含んだ暖かく湿った空気の流れ込みやすい状態が長い時間続く見込みです。このため、太平洋側を中心に大雨が長時間にわたり継続する恐れがあります。さらに、太平洋側の南東側に開けた斜面では、暖かく湿った空気がぶつかり雨雲が発達しやすくなるため、より大雨に警戒が必要です。

19日月曜日になると、太平洋高気圧が西へ勢力を強め四国付近を覆ってくるため、天気は回復に向かうでしょう。

最新の情報を確認し、早め早めの行動を

これからあさってにかけて降り続く大雨により、太平洋側を中心に土砂災害などの危険が非常に高くなる恐れがあります。今後も、気象庁のホームページにあるキキクル(危険度分布)など最新の情報をこまめに確認し、身の安全を守るためにも、早め早めの行動を心がけてください。

また、今一度ハザードマップに目を通し、お住いの地域の災害危険度や、避難場所なども併せてご確認ください。