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きょう11日(土)、梅雨前線は九州北部付近に停滞するでしょう。九州北部はいったん雨が弱まっても、再び激しい雨が降る所があります。今月3日以降の記録的な豪雨で、九州は広い範囲で地盤が緩んでいます。少しの雨でも土砂災害や河川の氾濫など災害が起こりやすくなっていますので、引き続き警戒して下さい。

夕方以降、再び激しい雨が降る所も

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きょうは梅雨前線が九州北部付近にほとんど停滞する見込みです。

明け方より雨雲はやや弱まっていますが、午前11時現在で本県中心に雨雲が広がっており、雨脚が強まっている所があります。

きょう昼過ぎにかけて、いったん雨が弱まったり晴れ間がのぞく所もありますが、九州北部付近は夕方以降、発達した雨雲が発生しやすくなる見込みです。再び局地的に激しい雨が降るおそれがありますので、油断しないようにしましょう。

今月3日以降の記録的な豪雨により、熊本県や鹿児島県では総雨量が1000ミリを超えている所もあり、九州の広い範囲で土砂災害の危険度が高くなっています。また、球磨川などで川の水位が高くなるなど、河川が増水している所があります。少しの雨でも土砂災害や河川の氾濫など災害が起こりやすくなっていますので、引き続き警戒して下さい。

来週13日(月)~14日(火) 前線活発化のおそれ

あす12日(日)日中は、梅雨前線は九州付近で活動がやや弱まる見込みです。

ただ、来週13日(月)から14日(火)は、西から低気圧が発達しながら近づくため、梅雨前線の活動が活発になり、各地で大雨になるおそれがあります。

九州はもうしばらく、雨の降り方に油断できない状況が続きます。