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今日(3日)の北海道も気温が高く、10月としては記録的な暑さとなった昨日(2日)に続いて、一部地域では異例の最高気温となりました。

留萌などで10月の最高気温を更新

今日(3日)の北海道は、上空1500メートル付近に真夏並みの暖気が居座り、午後3時までの最高気温が平年より5度ほど高い所が多くなりました。昨日(2日)は10月としては記録的な暑さとなった地点が多くなりましたが、今日も留萌地方の留萌で24.9度まで上がるなど7地点で10月の最高気温を更新しました。
宗谷地方の稚内空港や、日本最北端にある宗谷岬で共に22.5度となって昨日の記録をさらに更新しました。
また、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の舞台にもなった後志地方の余市では25.7度と、10月としては初の最高気温が25度以上の夏日となりました。

台風18号から変わった温帯低気圧が北海道に接近

しかし、どうやら暑さは今日までとなりそうです。
台風18号は午後3時頃、日本海で温帯低気圧に変わりましたが、この低気圧は明日(4日)から5日にかけて北海道付近に接近・通過していく見込みです。この影響で、今日の午後6時からの24時間で降る雨の量が多い所で120ミリ、明日の午後6時からの24時間でさらに50ミリから100ミリに達する大雨となる恐れがあります。風も強まるため、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、強風、高波などに注意が必要です。
低気圧は西側で北から寒気を引き込むため、通過に伴って上空の気温も一気に下がります。暑さもおさまり、むしろ肌寒く感じる日も多くなります。気温の差が大きくなるため、体調管理には注意が必要です。まだ暖房の準備が済んでいない方は、そろそろ煙突の確認や灯油の購入などを考えたほうがよさそうです。