5日、強い寒気の影響で、標高の高い山では雪となりました。北海道や東北の山々から初冠雪の便りが続々と届いています。

5日、今朝は上空に11月並みの強い寒気が流れ込み、標高の高い山では雪となりました。夏が終わった後に、山頂付近に初めて雪の積もっているのが山麓の気象官署から見えたときを、その山の「初冠雪」といいます。今朝は、北海道や東北の山々から「初冠雪」の便りが続々と届いています。
全国で今季初めて初冠雪を観測したのは、9月29日に稚内から「利尻山」。その後、9月30日には旭川から「旭岳」、10月4日に釧路から「雌阿寒岳」と続きました。そして5日は、正午までに網走から「斜里岳」、札幌から「手稲山」、青森から「八甲田山」と「岩木山」、盛岡から「岩手山」、山形から「月山」、福島から「吾妻山」と、北海道や東北で初冠雪を観測しました。旭川からの「旭岳」を除いて、平年よりも早い観測となっています。また既に帯広では9月29日に初霜も観測。これから初冠雪、初霜、初氷、そして初雪と、冬の便りが続々届くでしょう。10月に入り、朝晩の冷え込みが強くなりました。紅葉も着実に色づき、徐々に秋も深まっています。