非常に強い台風18号の影響で、宮古島地方では大雨となっています。14日(木)午前6時までの24時間降水量は、沖縄県城辺(ぐすくべ)で533.0ミリとたった一日で500ミリを越える雨が降りました。

平年9月の2.7倍もの雨

14日(木)、非常に強い台風18号は、12時現在、久米島の西北西およそ250㎞を北北西に進んでいます。きのう13日(水)の午前中には宮古島が暴風域に入り、14日(木)にかけて宮古島地方に大雨をもたらしました。14日(木)午前6時までの24時間の降水量は、沖縄県城辺(ぐすくべ)で533.0ミリと、一日で500ミリ以上の雨が降りました。これは、平年の9月ひと月分の雨量(城辺194.7ミリ)のおよそ2.7倍の雨が、たった一日で降ったことになります。また宮古島では午前6時10までの24時間に479.0ミリ、鏡原では午前7時10分までに390.0ミリなどと、いずれも観測史上1位の値を更新しています。
台風18号は、このあと東シナ海を北上し、沖縄地方から離れつつありますが、沖縄地方では14日(木)夕方にかけて大雨による土砂災害、海上では暴風や高波に十分警戒をしてください。