関東地方もスギ花粉の飛散が最盛期に入っています。多摩地区の平均飛散数はまもなく予測数の5割近くに達する見込みです。この三連休は行楽日和、洗濯日和ですが、花粉が非常に多く飛ぶため、万全な対策が必要です。

どれくらい飛んでる?

上のグラフは、東京都多摩地区の花粉飛散数(平均)です。今年の3月16日までのデータを赤い太線で示しています。細い線は2011年から2016年までの各データです。年によって花粉の飛散数に差はありますが、だいたい3月中旬にピークを迎えていることがわかります。今年は極端に飛散が増えている時期はないものの、じわりじわりと飛んでおり、飛散が最盛期に入っているといえます。まもなく予測されている飛散数の5割近くに達する見込みです。
※なお、花粉数はスギとヒノキの合計数です。

いつまで飛ぶ?

この三連休は行楽日和、洗濯日和ですが、花粉が非常に多く飛ぶ予想です。行楽やお墓参りで、スギ林の近くにお出かけになる方もいらっしゃることでしょう。これまで症状があまり出ていない方も、念のため対策をとっておくとよさそうです。室内に入る際や、洗濯物を取り込む際は、花粉をしっかりと払い落しましょう。例年ですと、3月終わり頃、桜が咲く頃になると花粉の飛散は落ち着いてきます。あと1、2週間の辛抱といえそうです。