きょう3月11日は、東京の終雪の平年日です。しかし、この先は例年より寒気が入りやすく、気温は平年より低い確率大。降るものがあれば都内でも雪の可能性あり。この先1週間は14日~15日が要注意です。

予想天気図
予想天気図

14日~15日が要注意

きょう3月11日は、東京の終雪の平年日です。終雪とは、初雪の逆で、春になってもっとも遅く降る雪のこと。その平年日が東京は3月11日なのですが、この先は寒気が入りやすく平年よりも気温の低い日が多くなる見込みです。寒気が入っているところに、低気圧などの影響で降水があれば、雨ではなく雪の可能性も。この先1週間で、雪の可能性があるのは14日(火)ホワイトデーから15日(水)にかけて。本州の南海上を前線を伴った低気圧が発達しながら東進。上空の寒気をひっぱり込み、降水が雨から雪に変わる可能性があります。週間予報では、14日~15日は東京は曇りの予想ですが、今後予報が変わる可能性もあるためこまめにチェックをお願いします。

東京の終雪(遅い記録)
東京の終雪(遅い記録)

サクラが散ったあと 雪が降った年も

日本気象協会のサクラの開花予想では、今年の東京のサクラの開花予想日は3月22日。開花まで2週間を切りました。そんなサクラの開花が待ち遠しい時期に雪?と思う方も多いと思いますが、過去にはサクラが散ったあとに雪が降ったこともありました。東京の終雪の遅い記録は、4月17日。過去3回記録されていて、最近だと2010年。この年は積雪はありませんでしたが、4月に大雪となった年もありました。1988年4月8日は、東京で9センチ、横浜で7センチの雪が積もり、満開のサクラの枝が折れたとニュースになりました。1988年は私が社会人1年目の年で、両親はいまだに私が奇跡的に就職出来たから4月に雪が積もってサクラの枝が折れたと言っております。
雪がチラチラ舞うだけならいいですが、東京都心など雪に慣れていない所では数センチ積もるだけでも車のスリップや人の転倒事故など大きな影響がでてしまいます。まだ、先の予想のため変わる可能性もあり、14日(火)~15日(水)は雪の可能性もあると頭の隅においといて頂ければ幸いです。