明日(24日)の北海道は全道的に厳しい寒さとなり、今シーズン一番の寒さとなりそうです。
札幌でも明日朝は今シーズンの最低気温を更新する可能性があります。

明日(24日)の朝は北部の内陸で特に冷える!

本日(23日)22時現在、上川地方の幌加内町朱鞠内(ほろかないちょうしゅまりない)では氷点下24.9度、上川地方の下川(しもかわ)では氷点下24.0度まで冷え込んでいます。
内陸の地域を中心に明日の朝にかけて晴れる所が多く、放射冷却現象が強まる影響で、強い冷え込みとなりそうです。
今日までの今シーズンの道内の最低気温である上川地方の占冠(しむかっぷ)の氷点下29.7度(1月14日)を更新する可能性があり、明日の朝は上川地方の名寄(なよろ)や士別(しべつ)など、北部の内陸を中心に氷点下30度を下回る見込みです。

氷点下30度の寒さとは!?

氷点下30度まで気温が下がると、木の中にある水分が凍結して木が弾けるようにして裂ける「凍裂」という現象が起き、森の中から「カーン」と金属音のような甲高い音が聞こえてきます。
また、スノーボードやスキーがまったく滑らなくなり、砂の上を歩いているようになります。
さらに、肌の露出している部分は刺すような痛みを感じる寒さです。

札幌も今シーズン1番の厳しい寒さに!

今日までの札幌の今シーズンの最低気温は1月13日の氷点下11.7度です。明日朝は札幌でも、今シーズンの最低気温を更新することになりそうです。
また、日中も厳しい寒さが続きますので、外出の際は、クローゼットの中で1番暖かい上着を選んで、万全の寒さ対策をしましょう。