週末は秋晴れの青空が広がり、行楽日和となった道内でしたが、週明けの今日(3日)は、雨のスタートとなりました。明日(4日)の日中には広く天気が回復しますが、今週は後半にかけて季節は急加速。標高の高い峠や山間部では雪が降り、雪の積もる所もある見込みです。

明日(4日)朝まで暴風に警戒

今日(3日)は、日本海北部にある前線を伴った低気圧が発達しながら北海道付近に近づき、午後は日本海側で局地的に雨脚が強まりました。現在、この低気圧が北海道付近を通過しており、今夜遅くにかけてが雨のピークとなりそうです。日高地方など太平洋側西部の多い所で、明日夕方までの24時間に100ミリに達する見込みです。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。低気圧は明日朝には千島近海に進み、日中には天気は広く回復に向かいますが、沿岸を中心に風が強く吹きます。特に、留萌地方の陸上では明日明け方から朝まで暴風に警戒が必要です。

週の後半は雪が積もる所も

週末までは、平年より高めの気温で経過していた道内でしたが、今日午後7時までの最高気温は広く19度前後で、平年並みとなりました。道内で最も高くなった釧路地方の浜中町榊町で23・5度、札幌も19・7度と4日ぶりに20度に届きませんでした。
明日(4日)の最高気温は、日本海側で17度くらい、太平洋側やオホーツク海側で21度前後の予想ですが、日中は気温がほとんど上がらず、午後は気温が一気に下がり肌寒くなります。明日以降も、全道的に最高気温は平年並みか低く経過し、札幌も15度前後にとどまる見込みです。秋物のジャケットなどが欠かせない日が増えていきそうです。また、6日の夜から7日にかけては上空1500メートル付近に11月中旬並みの強い寒気が流れ込み、標高の高い峠や山間部では雪が降り、雪の積もる所もある見込みです。峠越えする予定のドライバーの方は、冬装備の方が良さそうです。