今日は西から梅雨前線が北上します。前線の活動は活発で、広い範囲で大気の状態が不安定でしょう。九州から近畿は再び大雨の恐れ。土砂災害に厳重に警戒して下さい。

九州から近畿 大雨の恐れ

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、西から前線の活動が活発になっています。
九州北部では所々で雨が降っていて、雨の範囲は東へ広がりつつあります。
このあと、九州と四国、中国地方は広く雨が降るでしょう。
午後は雷を伴って、局地的に滝のような非常に激しい雨が降り、再び大雨の恐れがあります。
近畿もお昼を過ぎた頃から雨が降り始めて、雷が鳴る所や激しい雨の降る所があるでしょう。
梅雨前線はあすにかけて、本州付近に停滞する見込です。大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

25日(土)6時までの24時間に予想される雨の降る量は多い所で、
九州北部・近畿地方　　150ミリ
九州南部・中国、四国　120ミリです。
特に、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所では、引き続き土砂災害に厳重に警戒して下さい。
また、低い土地の浸水、川の増水や氾濫にも警戒して下さい。
※太平洋側だけでなく、日本海側でも大雨に警戒が必要です。

大雨の範囲 東へ広がる恐れ

北陸、東海も午後は次第に雨が降る見込みです。
夕方以降は関東と東北まで雨の範囲が広がるでしょう。
25日(土)は東日本でも局地的に大雨になる恐れがあります。
お休みで、お出かけする予定の方もいらっしゃると思いますが、
気象情報はこまめに確認して、無理のないよう行動なさってください。