アメコミ(飴ちゃんコミュニケーション)デビューしよう

関西では、ちっちゃな“飴ちゃん”を渡すのと同じように、お菓子やみかんをプレゼントする人も多いそうですが、社会人なら「お疲れ様です」のひと言メモと一緒に、デスクの上にさりげなく“飴ちゃん”を置いてみるのも、こまやかな心配りとして素敵。男性はこうした女性のささいな心配りに、意外と注目していますから!
ちっちゃいけれど、誰もがもらってうれしい“飴ちゃん”。
関西の上級社交術を見習い、明日から早速、友人や家族、職場の人に「“飴ちゃん”コミュニケーション」を実践してみませんか。

「お疲れ様です」のメモと一緒に、デスク上にさりげなく飴ちゃんを置いておくのも素敵
「お疲れ様です」のメモと一緒に、デスク上にさりげなく飴ちゃんを置いておくのも素敵

関西で絶大な人気の、伝統ある“飴ちゃん”とは?

数ある“飴ちゃん”の中でも、殿堂入りともいえる“飴ちゃん”があるのでご紹介しましょう。
それは、関西のおばちゃん(お姉様)から圧倒的支持を集めている2つの“飴ちゃん”です。
●黄金糖(おうごんとう)
1923(大正12)年の創業以来、砂糖と水飴、奈良の天然水だけで作られ、変わることのない純粋な味を守っています。砂糖がカラメル化することで自然に色づく「黄金糖」は、透明感のある金色と甘い香りが特徴。片方がやや細い四角柱の形状も、素朴さを引き立てています。
●那智黒(なちぐろ)
黒飴「那智黒」は、野の特産である那智黒石で作られた碁石をかたどっています。1877(明治10)年の創業以来、厳選されたサトウキビにこだわり、古式製法を引き継いでいます。良質な黒砂糖は天然のミネラルやビタミンが豊富。高野山の参拝土産としても人気です。
いずれも、関西人なら「ああ、あの飴ちゃんやろ」とすぐにわかる人気者です。

個性が光る“飴ちゃん”専用袋

“飴ちゃん”を買ったら、パッケージ袋のまま持ち歩くなんてナンセンス!
自分らしさが演出できる巾着袋や専用袋に入れて、バッグに忍ばせるのが正当派“飴ちゃん”ストック法です。
コミュニケーションの大切なツールですから、愛着を込めて扱ってみると効果も倍増するかも!
関西のおばちゃん(お姉様)が、オリジナル“飴ちゃん巾着”をカバンに忍ばせていることからも、最近では、“飴ちゃん” 用木製ケースも出まわるほど、“飴ちゃん” 専用ケースの種類が豊富。
使っていない小さな缶や布製のポーチさえあれば、学生さんや新入社員の人でも、オリジナル“飴ちゃん袋”を手軽に準備できそうですね。

※出典:人を釣るには大阪おばちゃんのコミュニケーションツールに学べ? ほか