右手と右足を切断したシングルマザー 母子で「神様からの試練」を乗り越え、ダンサーになるまで
右手と右足を失った。そして私は踊り始めた──。5年半前、交通事故で瀕死の重傷を負った松田よしえ(53、芸名=キャロットよしえ)さんは、義手と義足を付けた生活を余儀なくされた。事故後はPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされ、壮絶なリハビリに何度もくじけそうになった。それを乗り越えて社会復帰した現在は、ダンサーとして活動している。今は「みんなに私を見てほしい」と話すよしえさんに、これまでの道のりを語ってもらった。
週刊朝日
3/13