5月号ケアタウン小平クリニック 山崎章郎 Yamazaki Fumioがんを生きる道標 2人に1人が、がんになり、3人に1人が、がん死している現実がある。老化もその大きな原因であるがんは、今後、団塊の世代に襲いかかり、やがて2人に1人が、がんで死亡すると言われている。このような現実を直視し、腹をくくり、誰もが、がんになり、がんで死亡するかもしれないことを自らの人生設計にいれながら生きることが求められている。 がん 6/5 最初の読者から
乳がんの麻木久仁子 支えた医師の言葉とは 病気になったら誰しも、腕利きの医師に治療してもらいたいもの。だが不安や悩みを抱える患者にとっては、治療の技術だけでなく、医師の「言葉」が救いになることもある。乳がんを経験した麻木久仁子さんに話を聞いた。 がん 6/2 週刊朝日
ホルモン剤肉「豪州産は大丈夫」の誤解 輸入牛肉の肥育で使われているホルモン剤。乳がんとの関係を指摘する研究報告もある。日本国内では使用が禁止されているが、一方で輸入肉には使用されているという現実がある。 がん食 5/26
つんくが患った喉頭がん “声も命も”失わない治療法が普及中 今年2月に音楽プロデューサーのつんく♂さんが診断を受けた喉頭(こうとう)がん(のどのがん)。進行して見つかると喉頭を摘出して、声を失うことになる。しかし、“声か命か”の選択を迫られる状況から、“声も命も”失わずにすむ治療法が普及しつつある。 がん病気 5/18 週刊朝日
アンジーの主治医 日本の乳がん事情に「ショック」 昨年5月、米女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(38)が遺伝性乳がんの発症予防のために乳房切除と再建手術を受けたと告白した。手術を担当したクリスティ・ファンク医師(44)が、理化学研究所が主催するシンポジウムのため、来日。講演後に本誌のインタビューに応じた。 がん 4/7 週刊朝日
膵がん 術前治療で長期生存の期待高まる 膵(すい)がんは年間約3万人が発症するが、早期発見が難しく、手術を受けられるのが3割程度にとどまる。根治を見込める治療法は手術に限られ、生存率の低さが課題となっていた。近年、治療における選択肢が増え、根治や長期生存の期待が高まっている。 がん 4/7 週刊朝日
吐き気や嘔吐も軽く 進歩する抗がん剤の副作用対策 いくら薬が効いていても、副作用が強ければ治療を続けるのはむずかしい。そのため、抗がん剤治療を実施する医療機関では、この副作用対策をとくに重視している。実際、抗がん剤と並んで、副作用対策も進んできた。 がん病気 4/1 週刊朝日
抗がん剤治療に職人的名医は不要? より複雑で、多様化した抗がん剤治療のかじ取りをするのが、抗がん剤治療に精通したスタッフだ。最近は専門の医師(がん薬物療法専門医)、看護師(がん看護専門看護師、がん化学療法看護認定看護師)、薬剤師(がん専門薬剤師、がん薬物療法認定薬剤師)らがチームを組んで、治療にあたる。 がん 3/29 週刊朝日
がん患者が「通いたい」と思わせる抗がん剤治療のさまざまな工夫 がん治療の大きな柱のひとつ、抗がん剤治療。手術や放射線治療と異なり、長期戦になる可能性があるだけに、抗がん剤治療を受けるなら、納得のいく病院を選びたいところだ。 がん病気 3/27 週刊朝日
宮川大助・花子 一時は喪服持って仕事、遺言も 夫婦漫才の代名詞ともいえる存在の宮川大助・花子夫妻。夫のことを「大助くん」と呼ぶ妻を、夫は「まこちゃん」。小学校の同窓生みたいだ。なお、まこちゃんとは、花子さんが結婚前に一時活動していた漫才「新鮮組」の真琴という芸名から。ふたりはこれまでに二度、大病を経験している。一度目は花子さんが33歳の時に胃がんを経験。これを克服し安堵したところ、2007年2月、大助さんが脳出血で倒れた。夫の入院・治療中は妻がひとりで舞台を務め、テレビ出演や講演もこなし、家計を支えた。 がん結婚 3/25 週刊朝日
手術なしで食道がんが治る? 内視鏡で治療可能なケース 手術が大がかりとなり、胃がんや大腸がんなどほかの消化器がんに比べて合併症率が高い食道がん。近年、からだへの負担をなるべく少なくする取り組みが進んでいる。 がん健康 3/25 週刊朝日
お酒で顔が赤くなる人は要注意 食道がんの発症リスクが高い人とは 食道がんは早期で見つかれば内視鏡治療で食道を残せる。だが、診断された人のうち、内視鏡治療を受けられるのは20%程度だ。どうすれば早期に見つかるのか。早期がんの診断に詳しい慶応義塾大学病院内視鏡センター副センター長の大森泰(たい)医師に聞いた。 がん健康 3/24 週刊朝日
いい医者は結局病気が「治ったか、治ってないか」で決まる? 末期がん患者と若き医者の苦悩を描いた小説『悪医』の著者で医師の久坂部羊氏。そして、2009年に成人T細胞白血病(ATL)を発症、骨髄移植を受けて現在は回復している元宮城県知事の浅野史郎氏が対談を行った。テーマは「いい医者とは何か」――。 がん健康病気 3/17 週刊朝日
“現代の生き仏”が死の3日前に語った「最期の言葉」 7年がかりで約4万キロを歩く比叡山(ひえいざん)延暦寺の荒行「千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)」を2度満行し、“生き仏”と称され、惜しまれつつ昨年9月、87歳で亡くなった天台宗大阿闍梨(だいあじゃり)の酒井雄哉(ゆうさい)さん。平易な言葉で人生の意味や生きる姿勢を説き、多くの人に親しまれた。ベストセラー『一日一生』(朝日新書)の担当編集者が聞いた最期のメッセージは、意外なほどシンプルな言葉だった。 がん健康病気 3/12
がん患者に朗報? サソリの毒を使った新薬 病気は太古の昔から、人類にとって大きな脅威だ。その克服をめざし、地球上では、さまざまな医療が試みられてきた。中南米のキューバでは、サソリの“毒”を用いたがん患者向けの薬が開発されているという。ジャーナリストの工藤律子氏が、生物学者、ライネル・オチョアさん(28)に解説してもらった。 がん病気 1/8 週刊朝日
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