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「朝日新聞出版の本」に関する記事一覧

「いつか行く」旅ではなく、「いつか死ぬ」時代の旅 写真家・佐藤健寿が120カ国を巡った先に見た「世界」の風景
「いつか行く」旅ではなく、「いつか死ぬ」時代の旅 写真家・佐藤健寿が120カ国を巡った先に見た「世界」の風景 写真集『奇界遺産』やTV番組「クレイジージャーニー」で知られる写真家・佐藤健寿。ライフワークである「奇界遺産」が「人間の<余計なもの>を作り出す想像力や好奇心が生み出したもの」である一方、これまで世界120カ国でさまざまな「旅」の風景も作品として撮影してきた。そんな「旅」の作品群が、現在【ライカギャラリー東京/京都/GINZA SIX】の三箇所で展開している写真展「世界MICROCOSM」及び、12月15日に刊行される写真集『世界』にまとめられている。『世界』刊行を控えた写真家・佐藤健寿に話を聞いた。
過熱するNFTの可能性 法規制から考えるNFTビジネスの現在地
過熱するNFTの可能性 法規制から考えるNFTビジネスの現在地 「日本には現在、暗号資産(仮想通貨)を明示的に規制する法制度があります。NFT(Non- Fungible Token、非代替性トークン)についてはそれがなく、だからこそ、さまざまなビジネスが花開きつつあるとも言えるでしょう。ただし、現行の法規制の中にも地雷が潜んでいます。それを踏んでしまったらせっかくの花がしぼむ可能性もあるのです」
水野美紀「ほんものの手裏剣」をサンタにお願いした我が子と、サンタと忍者が妖怪と戦うカオスな舞台の話
水野美紀「ほんものの手裏剣」をサンタにお願いした我が子と、サンタと忍者が妖怪と戦うカオスな舞台の話 水野美紀さん  42歳での電撃結婚。伝説の高齢出産から4年。母として、女優として、ますますパワーアップした水野美紀さんの連載「子育て女優の繁忙記『続・余力ゼロで生きてます』」。今回は、我が子も楽しめる夢の舞台についてお届けします。
伊沢拓司が「こんな言い訳ばっかりな作者インタビューもなかなかない」と吐露した理由
伊沢拓司が「こんな言い訳ばっかりな作者インタビューもなかなかない」と吐露した理由 「高校生クイズ」で史上初の2連覇を果たし、「東大王」や「QuizKnock」創設で日本のクイズ界を牽引する伊沢拓司氏。彼が2年半を費やした大著『クイズ思考の解体』では、クイズを愛しすぎた“時代の寵児”が、「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に、繊細だが優しく解き明かしています。本について、また、愛してやまないクイズについて、伊沢氏に語っていただきました。

この人と一緒に考える

伊沢拓司「早押しクイズでの“誤答”は勝つための手段」クイズ王が分析するクイズの世界
伊沢拓司「早押しクイズでの“誤答”は勝つための手段」クイズ王が分析するクイズの世界 「高校生クイズ」で史上初の2連覇を果たし、「東大王」や「QuizKnock」創設で日本のクイズ界を牽引する伊沢拓司氏。彼が2年半を費やした大著『クイズ思考の解体』では、クイズを愛しすぎた"時代の寵児"が、「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に、繊細だが優しく解き明かしています。本について、また、愛してやまないクイズについて、伊沢氏に語っていただきました。
クイズ王・伊沢拓司が解き明かす「クイズ王がボタンを早く押せる謎」
クイズ王・伊沢拓司が解き明かす「クイズ王がボタンを早く押せる謎」 「高校生クイズ」で史上初の2連覇を果たし、「東大王」や「QuizKnock」創設で日本のクイズ界を牽引する伊沢拓司氏。彼が2年半を費やした大著『クイズ思考の解体』では、クイズを愛しすぎた“時代の寵児”が、「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に、繊細だが優しく解き明かしています。本について、また、愛してやまないクイズについて、伊沢氏に語っていただきました。

特集special feature

    小学生向け学習マンガを中高生の教材に 元開成校長の狙い
    小学生向け学習マンガを中高生の教材に 元開成校長の狙い 北鎌倉女子学園中学校・高等学校(神奈川県鎌倉市)で週1回、中学1年生と高校1年生を対象に行われている「脳動(のうどう)学習」という授業。使われているテキストは、累計1100万部を突破した小学生に人気の学習マンガ「科学漫画サバイバル」シリーズだ。授業を手がけるのは、9年間にわたり開成中・高等学校(東京都)の校長をつとめた柳沢幸雄さん。昨年から北鎌倉女子学園の学園長に就任した柳沢先生に、小学生向け学習マンガを使って中高生向けに授業を行うねらいを聞いた。
    水野美紀 作・演出・出演の舞台目前に感じた「癒やし」の視線
    水野美紀 作・演出・出演の舞台目前に感じた「癒やし」の視線 42歳での電撃結婚。伝説の高齢出産から4年。母として、女優として、ますますパワーアップした水野美紀さんの連載「子育て女優の繁忙記『続・余力ゼロで生きてます』」。今回は、作・演出を務め、さらに出演もする舞台の稽古で怒涛の日々を送った水野さんが、小屋入り前日に遭遇した「癒やし」について。
    世界の高齢者の20人に1人が日本人 だからこそ「未来がある」その理由
    世界の高齢者の20人に1人が日本人 だからこそ「未来がある」その理由 最新刊『世界100年カレンダー』(朝日新書)で、「世界の国々は、日本と同じ少子高齢化の道を進む」と説くジャーナリスト・河合雅司さんは、今後、世界規模で競争が激化する「高齢者マーケット」に注目する。そのとき重要な視点について本書より紹介する。 *  *  * ■日本マーケットの魅力とは  同時に気掛かりなのが、世界マーケットの中で存在感を小さくしていく日本マーケットが、グローバル企業や世界的な投資家たちの目にどう映っているのかという点である。  外資系企業による投資を意味する「対内直接投資」の残高が国内総生産(GDP)に占める割合について内閣府がまとめているが、2020年の日本は7.4%(12月末確報値)にとどまっており、2019年の経済協力開発機構(OECD)加盟国平均値56.4%と比べて極端に低い。G20各国の中でも断トツの最下位である(中国とメキシコはデータが無い)。これは外資系企業にとって日本はプレゼンスが低く、経済規模の大きさと比べても魅力がない国ということを示すものだ。  経済産業省の「外資系企業動向調査」によれば、新規参入企業数は過去10年間では2014年度の113社がピークだ。2019年は48社で、ここ数年50社前後で推移している。  中国は2020年の人口センサス(国勢調査)で生産年齢人口を9億6776万人としており、日本の約13倍にあたる。中国国内に日本マーケットが13個も内包されているのと同じだ。インドは12.5倍、米国でも2.9倍である。両国は人口が増えているため差は開く一方で、2050年になるとインドは21倍、米国は4.4倍となる。本書の第3話で詳しく述べるが、国連の「世界人口推計」によれば、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の人口増加は著しく、マーケットは若い。  これからの日本というのは、外資系企業が「日本マーケットを積極的に取り込まなくても問題ない」と、いつ言い出してもおかしくない状況に置かれるということである。1人当たりの所得を増やし、購買力を高められる経済環境に転じなければ、“その時”は想定以上に早くやってくるだろう。マーケットとしての輝きが鈍ったならば、海外資本の撤退どころか、期待するようなレベルの外国人労働者の呼び込みも叶わなくなる。

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