ときにグサリと胸を刺す! 浜田真理子が昭和歌謡でメジャー・デビュー 松江市を本拠に20年活動を続けてきたシンガー・ソングライター浜田真理子が、“浜田真理子の昭和歌謡”とサブ・タイトルのついたカヴァー・アルバム『LOUNGE ROSES』でメジャー・デビューをはたした。 小倉エージ知新音故 11/23 週刊朝日
正座して聴け! 六文銭のプロテストソング集が持つ50年の重み 小室等が率いる六文銭のニュー・アルバム『自由』。思わず居ずまいを正して聴き入った。生ギター主体のフォーキーでシンプルな演奏とサウンド。個性的な4人のヴォーカル&コーラスのアンサンブルの妙に心を打たれた。 小倉エージ 11/16 週刊朝日
奇跡の復活! スティーヴ・ペリーの新作ソロの“泣きどころ” スティーヴ・ペリーの復活作が話題を呼んでいる。世界同時に10月に発売された24年ぶりのソロ・アルバム『トレイシズ』は、全米アルバム・チャートで初登場6位に。ジャーニー時代には何枚ものトップ10アルバムを生んできたが、ソロ作としては初の快挙だ。日本でもオリコンの洋楽チャートで初登場2位を記録した。ハイ・トーン・ヴォイスは健在で“奇跡の復活”との呼び声も高い。“泣きのバラード”も収録され、実際、本作の背景には泣ける話もあった。 小倉エージ 11/9 週刊朝日
「重病説」のエルヴィス・コステロが新作で示したかったこと エルヴィス・コステロががんの摘出手術を受け、ヨーロッパ・ツアーをキャンセル――。このニュースはファンを驚かせた。本人が語るには、定期検診で腫瘍が見つかったために手術を受けたが、回復は順調。大事をとってツアーをキャンセルしたが、タブロイド紙が重病説を流したそうだ。ライヴを再開し、アルバム『ルック・ナウ』も発表した。 小倉エージ 11/2 週刊朝日
ポール・サイモンがセルフ・カヴァーでヒット曲を選ばなかった理由 ライヴ活動からの引退を表明していたポール・サイモンが、新作『イン・ザ・ブルー・ライト』を発表した。14枚目のスタジオ・アルバム。近年、意欲的な実験作を出してきたが、今回は既発表曲のセルフ・カヴァー作だ。 小倉エージ 10/26 週刊朝日
くるり、新作でくるりと原点回帰!? くるりの4年ぶりのニュー・アルバム『ソングライン』に聞きほれた。親しみあふれるポップなメロディー。丹念で明快、甘さも加味された岸田繁のヴォーカルの説得力。ざっくりとしたギター・ロックにフォーキーなテイスト。歌とメロディーが際立つ、くるり的展開の王道だ。 小倉エージ 10/19 週刊朝日
スランプ脱出! レニー・クラヴィッツに“神”が降臨!? レニー・クラヴィッツのニュー・アルバム『レイズ・ヴァイブレーション』に打ちのめされた。パワフルでダイナミック。直球勝負のファンク・ロック、ソウルフルなロックンロール、甘いラヴ・ソングを堪能させてくれる傑作だ。 小倉エージ 10/12 週刊朝日
真心ブラザーズが聴かせる予定調和ではない“一発録り”のスリル 真心ブラザーズの16作目となる新譜『INNER VOICE』が実に痛快。全編ほぼ一発録りによるモノラル録音で、ガッツあふれる骨太なギター・ロックの醍醐味満載。愉快で味わい深い11曲が詰まっている。 10/5 週刊朝日
“フォークの神様”岡林信康の幻のデビュー曲が“発禁”になった理由 岡林信康がデビュー50周年を記念する『森羅十二象』を発表した。岡林自身が選曲したセルフ・カヴァー・アルバムで、矢野顕子、坂崎幸之助、サンボマスター、山下洋輔らがゲスト参加。“フォークの神様”の半世紀をたどるベスト盤的な内容になっている。 小倉エージ 9/28 週刊朝日
ポール・マッカートニーの新作アルバムは“つまみ聴き”禁止!? ポップで親しみやすいメロディーが満載の新作を出したポール・マッカートニー ポール・マッカートニーの新作『エジプト・ステーション』(キャピトル/ユニバーサル UICC-10040)にはボーナス・トラック2曲も収録。2枚組LPは21日に発売 ポール・マッカートニーのニュー・アルバム『エジプト・ステーション』が発売された。スタジオ・アルバムとしては5年ぶり。ウイングス名義の作品を除き、リンダ・マッカートニーとの共演盤を含めれば18作目のソロ作となる。 小倉エージ知新音故 9/21 週刊朝日