気難しいスーパー外科医と人望厚い敏腕看護師 二人を結んだ「恋のゴム手袋」 医学部や歯学部の微生物・感染症実習で手洗いは必須項目である。筆者が研修医だった頃、上司に妙に手洗いにうるさい先生がいて、石鹸で5分、消毒薬でブラシを換えて一心不乱に15分くらい洗うことを教わった。これには大手術前の精神統一(?)効果もあるのだという。 1/14
中世ヨーロッパ画家に描かれた幼きキリストの「足の裏」 医師が注視する共通点とは? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析。今回は、ゴシック期やルネサンス期絵画のイエス・キリストから、乳児の足を「診断」する。 12/24
フレディ・マーキュリーの死 「不治の病」だったエイズの治療が劇的に進歩した理由 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析。今回は、革新的な楽曲を世に送り出した伝説のバンド「クイーン」のヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーを「診断」する。 11/29
美人すぎて庶民の娘から国王の寵姫へ フランスの歴史を華麗に動かした「夫人」のある悩み 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析する。今回は、美貌と聡明さで庶民の娘から国王寵姫の地位に上ったポンパドゥール夫人を「診断」する。 11/26
賭博を愛しすぎて破滅した天才数学者の末路 「賭博に負けない唯一最高の方法は…」 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析する。今回はルネサンス期の医師であり占星術師でもある天才数学者ジロラモ・カルダーノを「診断」する。 11/16
トランプのような口巧者ではなかったワシントン米初代大統領 理由は歯周病だったから!? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析する。今回は米国初代大統領のジョージ・ワシントンだ。 歴史 11/6
維新十傑の天才軍師・大村益次郎は、才能豊かな「空気の読めない男」だった!? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析する。今回は維新十傑の一人で、大河ドラマ「西郷どん」でも落語家の林家正蔵が演じることで話題の医師・大村益次郎を「診断」する。 歴史 10/4
長寿を全うした徳川慶喜 江戸無血開城後の「趣味人」が長命に影響!? 「趣味は何ですか」と聞かれると、古楽(リュート)演奏、天体観測、美術館巡り、登山、水彩画、古カメラ古時計蒐集ときりがない。残念ながらどれもこなすのに一定の時間がかかるので中途半端であり、大学や国、学会などの公的職務が終わる定年が楽しみである。日本の歴史の中で、若くして公職を離れ、後半生を趣味に生きることで最長寿を全うした征夷大将軍がいる。徳川慶喜である。 歴史 9/16
名軍師・黒田官兵衛は天才的な「人たらし」だった? 『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析する。今回は戦国時代の人気武将であり名軍師、黒田官兵衛を「診断」する。 歴史 6/16
アメフト騒動 現役の日大教授が語る「健全な肉体に健全な精神が宿る」は本当か? 『戦国武将を診る』(朝日新聞出版)などの著書をもつAERAdot.のコラムニスト、日本大学医学部・早川智教授が、同大のアメフト騒動を考察。メッセージを送る。 日大 5/30