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ラリー遠田

ラリー遠田

ラリー遠田(らりー・とおだ)/作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)など著書多数。近著は『松本人志とお笑いとテレビ』(中央公論新社)。http://owa-writer.com/
道理で笑える ラリー遠田
さんま、ダウンタウンより薄味の内村光良で紅白は挽回できるか?
さんま、ダウンタウンより薄味の内村光良で紅白は挽回できるか? 11月13日、年末の『NHK紅白歌合戦』の司会者が発表された。紅組司会は有村架純、白組司会は嵐の二宮和也、総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良に決まった。総合司会をNHKのアナウンサー以外が務めるのは過去にもほとんど例がなく、その役目を芸人が担うのも1983年のタモリ以来34年ぶりとなる。コント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』での貢献が評価されたのだろうと想像はできるものの、まさかのサプライズ人事だった。
1人10役のなりきり芸に挑戦するロバート秋山の意外な「品の良さ」
1人10役のなりきり芸に挑戦するロバート秋山の意外な「品の良さ」 今から20年ほど前に、新宿の外れにある喫茶店に入って驚いたことがある。自分のまわりのすべてのテーブルで、マルチ商法らしきものの勧誘が行われていたのだ。テーブルの一方には、やたらと明るくハキハキとまくし立てるようにしゃべり続ける男性がいて、もう一方にはそれにじっと耳を傾けている気弱そうな若者がいた。それほど広くはない店内の3~4カ所で同時にそれが行われていたのは、目を見張るような光景だった。
低迷するフジテレビに新鉱脈 殺人ドキュメンタリーで高視聴率の裏側
低迷するフジテレビに新鉱脈 殺人ドキュメンタリーで高視聴率の裏側 フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』が大きな反響を巻き起こしている。10月15・22日に2週にわたって放送された「人殺しの息子と呼ばれて…」という企画だ。ここでは、日本中を震撼させた「北九州連続監禁殺人事件」の犯人の息子が初めてテレビの取材に応じ、インタビューに答えていた。15日に前編が放送されるとネット上で話題が広がり、22日の後編は「10.0%」という異例の高視聴率を叩き出した。
吉本興業が目指すAmazon、Netflixの「寄席」化とは?
吉本興業が目指すAmazon、Netflixの「寄席」化とは? ひと昔前まで、人々にとって身近な映像メディアは地上波テレビしか存在していなかった。ところが、ここ数年でその状況は大きく変わった。インターネット上では各テレビ局の映像コンテンツがさまざまな形で配信されるようになり、Hulu、Netflix、Amazonなどでも海外ドラマをはじめとする膨大な数の動画を楽しめるようになった。
「保毛尾田保毛男」論争 とんねるず流の時代遅れ
「保毛尾田保毛男」論争 とんねるず流の時代遅れ 9月28日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年記念SP』(フジテレビ系)の中で、とんねるずの石橋貴明が演じた「保毛尾田保毛男」というキャラクターが物議を醸した。同性愛者に対する偏見を助長するものであるとして、視聴者やLGBT(性的少数者)の関連団体から批判の声があがり、フジテレビの宮内正喜社長が定例会見で謝罪する事態となった。
高校生の間で「バブル」が熱いワケとは? 平野ノラ、荻野目洋子が大人気
高校生の間で「バブル」が熱いワケとは? 平野ノラ、荻野目洋子が大人気 先日、YouTubeで公開された1本の動画が大きな話題になっている。大阪府登美丘高校ダンス部の「【TDC】バブリーダンスPV 登美丘高校ダンス部 Tomioka Dance Club」である。バブルを彷彿させる衣装をまとった高校生たちが、荻野目洋子の『ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)』などのバブル期のヒット曲に合わせて息の合ったダンスを見せる。

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