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ラリー遠田

ラリー遠田

ラリー遠田(らりー・とおだ)/作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)など著書多数。近著は『松本人志とお笑いとテレビ』(中央公論新社)。http://owa-writer.com/
道理で笑える ラリー遠田
女性芸人の「ブス」「デブ」いじりはいけないのか? 尼神インター誠子が出した答えとは
女性芸人の「ブス」「デブ」いじりはいけないのか? 尼神インター誠子が出した答えとは 9月10日放送の『アメトーーク!』で行われた「若手女芸人」という企画は、今の時代の空気を捉えた画期的な内容だった。ガンバレルーヤ、3時のヒロイン、ぼる塾、薄幸(納言)、サーヤ(ラランド)という売り出し中の若手女性芸人たちが集まり、女性芸人としての生き方について活発な議論が交わされたのだ。
フワちゃんの本音「狙うは賞レースより日テレ」に芸人がブレークする真理あり
フワちゃんの本音「狙うは賞レースより日テレ」に芸人がブレークする真理あり テレビ東京の『あちこちオードリー』は、ゲストが普段テレビで言わないような本音をポロッと漏らしてしまう番組として知られている。9月15日深夜の放送回では、ゲストとして出演していたフワちゃんが、自身がブレークしたきっかけについて聞かれて、日本テレビの大型特番に出たことだと語っていた。多くのバラエティ番組の偉い人が集まる特番で結果を出したことで、その人たちに認められてブレークにつながったのだという。
カズレーザー、EXIT兼近そしてフワちゃんが今秋大抜擢 コメンテーターに第七世代が躍進
カズレーザー、EXIT兼近そしてフワちゃんが今秋大抜擢 コメンテーターに第七世代が躍進 ここ数年、ワイドショーや情報番組で芸人のコメンテーターを見かける機会が増えてきた。その中で特に活躍が目立っているのは、カンニング竹山、大久保佳代子、小籔千豊といったアラフィフ世代の芸人だ。芸人でありながら、自分自身の人生経験をベースにして、しっかりした社会人目線のコメントができるのが強みだ。
「24時間テレビ」志村けんさん追悼ドラマが芸人追悼番組として優れていた理由
「24時間テレビ」志村けんさん追悼ドラマが芸人追悼番組として優れていた理由 芸人の追悼番組をどのように作るべきかということには、独特の難しさがある。芸人が生業としている「笑い」は、涙とは最も相性が悪い。亡くなった歌手が歌っていたときの映像は人を感動させることがあるが、亡くなった芸人が演じていた漫才やコントの映像は、どういうふうに受け取るべきか悩ましい。感動は笑いを薄れさせ、笑いは感動を薄れさせてしまう。

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