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「ボッチ成人式」よりドラクエのコンサート 12年ひきこもった男性の“人生の節目”とは?
「ボッチ成人式」よりドラクエのコンサート 12年ひきこもった男性の“人生の節目”とは? ...まれまいとカーテンを固く閉め、家のなかにひきこもります。  家族からも理解はされません。戦後の貧しい環境で育った祖父母と、親に楽をさせたくて必死に働いた父。家族は「なんでがんばれないんだ」という眼でトシさんを見ていました。  学校と家のなかから刺すような視線に耐えかね、現実を忘れようと...
「不登校は学校に責任がある」前川喜平が桐野夏生と考える教育問題
「不登校は学校に責任がある」前川喜平が桐野夏生と考える教育問題 ...平】より続く *  *  * 桐野:ひきこもりの人たちは、どんなきっかけがあれば出てこられるとお考えですか。 前川:私はいま自主夜間中学のボランティアスタッフなんですが、ここには40代の男性で、十数年ひきこもりだった人がいます。ひきこもりを脱した直接的なきっかけはわからないですが、自...
【現代の肖像】「不登校新聞」編集長・石井志昂 学校に行かなくたって一人じゃない
【現代の肖像】「不登校新聞」編集長・石井志昂 学校に行かなくたって一人じゃない ...なかでも「子ども若者編集部」は、不登校やひきこもりの当事者、体験者で構成される独自の編集部隊。大人の編集部員も手伝うが、企画は当事者たちが考えて取材にも行く。石井が刺激を受けたのは、会いたい人に連絡を取り、取材するページだった。  「ひきこもれ」という内容の論考を書いた故・吉本隆明が著名...
就活で70社に落ち摂食障害、うつ病、ひきこもりに… 43歳ロスジェネ男性を襲った現実
就活で70社に落ち摂食障害、うつ病、ひきこもりに… 43歳ロスジェネ男性を襲った現実 1997年、氷河期世代が新卒採用だったころの就職説明会。バブル崩壊の影響で企業が採用を控える一方、団塊ジュニア世代で人数が多かった (c)朝日新聞社 内閣府の担当者(右端)に要請書を手渡す就職氷河期世代の人たち。正規雇用への移行とともに、貧困から生まれる将来の不安解消も必要だ (c)朝日新聞社  政府が示した就職氷河期世代への支援プログラムによれば、支援の対象は100万人ほどいると見込まれる。その半数は不本意に非正規雇用で働く人たち、ほかにも長期無業者、社会参加に向けてより丁寧な支援を必要とする人たちがいる。 ※【ロスジェネ再挑戦支援 正規雇用30万人増やせるか】よりつづく  千葉県の不破徳彦さん(42)は、1日9500円の日雇いの仕事に月に何度か就きながら、社会復帰を目指す。生活費は主に両親を頼っており、貯金はおよそ20万円。12月上旬、ネクタイをしめてスーツ姿で取材に現れた不破さんは、この20年間を語ってくれた。 ●アルバイトを転々と、摂食障害とうつ病を患った  首都圏の私立大を00年3月に卒業した。企業に勤め、そのうち結婚もして、子どもができる。こう想像していた将来は、第一歩目の就職でつまずいた。 「エントリーシート(ES)を書いても足切りされてばかりで、実際にSPI試験(総合適性検査)に進んだのは2社くらいでした。そこは、ESがなかったから受けられたんですけど」  鉄道会社を希望し、私鉄を中心に就活した。難しそうだと察知すると、アルバイトの経験を生かして食品関係の企業などにも対象を広げた。約70社にアプローチしたが、大学4年の夏に心が折れた。いったん就活はやめた。  卒業後はアルバイトを転々とし、精神疾患とも闘う生活が始まった。食品関係や、美術品の燻蒸(くんじょう)処理のアシスタントを経験した後、求人に応募して警備会社に契約社員として採用されかけた。しかし、健康診断で引っかかり、内定が取り消しに。当時は、身長180センチで体重105キロ。脂肪肝による健康状態の不良を指摘された。ダイエットしながら、リバウンドの怖さにおびえて摂食障害に。うつ病も患った。24歳だった。  しばらく引きこもり、次に働いた食品工場ではミスをした。ギョーザをつくるのに粉の配分を間違えた。3日目の昼、派遣会社の営業担当者と食事をしながら言われた。 「今日付で退職になった。申し訳ない」  想像していた人生からどんどん離れていった。デイケアに通い、福祉施設の作業所での軽作業などを転々とした。 「定職に就きたいとは今も思っています。ただ、年齢や体調のことを考えると……」 ●働きたくても働けない、社会に参加できる支援を  仕事のない日はなるべく自宅から出て近所を自転車で走ったり、相談支援の事業所に顔を出して、プログラムに参加したりしている。正規雇用は考えていない。自分に合ったところで生きていく。だから、政府の支援プログラムにはこう感じている。 「支援から漏れてしまって、敗北感だけが残る人が出てこないか心配です」  政府の支援には、どこまで期待ができるのか。支援に取り組むNPO法人育て上げネットの工藤啓理事長(42)は言う。 「3年間の限定だが、取り組むこと自体に意味はある。働けていない方々を支援の対象に入れたことは特徴的だ」  ただ工藤理事長は、この政府の支援プログラムは基本的な設計が雇用政策であり、欠けている視点があるという。 「病気や精神的不調などですぐに働きたくても働けない人たちが存在する。この人たちの居場所を作らなければいけない」  働けないことで貧困と直面したり、社会とのつながりを持てなくなったりするケースも多い。 「彼らが力を発揮できる働き方が可能な社会、つながりたい社会をつくることと、そこに参加できるための支援が必要だと考えています」(工藤理事長)  正規雇用者を増やすことだけでなく、その「つながりたい社会」を見つけられるような支援、例えば、その「社会」に参加するための交通費の補助なども求めている。  12月10日、前出の不破さんや、自ら当事者でもあり、氷河期世代の雇用問題の調査などを手がけている「氷河期世代ユニオン」代表の小島鐵也さん(44)ら7人が内閣府を訪れた。担当者に要請書を手渡し、「最低賃金に代わる最低保証所得の導入」など5項目を求めた。小島さんは訴える。 「氷河期世代の問題はずっと置き去りにされてきた。雇用の確保と同時に、本人が努力したくてもできない場合、所得が少なくても困窮せずに生きていける仕組み作りを強く求めたい」 (編集部・小田健司) ※AERA 2019年12月23日号
元農水次官に懲役6年、ネット「殺したのは英断」と波紋…「自殺か他殺か」と悲観した元ひきこもり男性が変化した瞬間
...断」と波紋…「自殺か他殺か」と悲観した元ひきこもり男性が変化した瞬間 ...える。 *  *  *  またもや「ひきこもりは殺しても仕方がない」という声が聞こえてくるようになりました。農林水産省の元事務次官・熊沢英昭被告(76歳)が、長男の英一郎さん(44歳)殺害した事件の裁判で、その証言に注目が集まっているからです。熊沢英昭被告(76歳)は、長男からの家庭内...
若者に「住まいの貧困」が急増中 家をなくす背景には何が…
若者に「住まいの貧困」が急増中 家をなくす背景には何が… ...虐待から逃げだした子、身内をなくした子、ひきこもり……。これまでの制度では支援を受けられなかった14歳から25歳まで、15人の若者が入居した。 先の女性は、就職して安定した収入を得られるようになったのでハウスを出たという。岸田さんは言う。 「特に女の子の場合、住む場所がなければ水商売が...
<現代の肖像>三宅晶子 就職支援で受刑者が立ち直るチャンスを作る
<現代の肖像>三宅晶子 就職支援で受刑者が立ち直るチャンスを作る ...備の全20社掲載!!」の見出しが躍る。「ひきこもり・過去にトラウマ・前科前歴あり」のどれかに該当したら即採用という会社まである。受刑者たちが紹介企業を身近に感じられるよう、社長の顔写真やメッセージをつける。刑務所に入ったことのある人もいて、少々強面の風貌の横に「過去があったおかげで、今の自...
“3人4脚走”の小学校受験、成功のカギは「親の自己肯定感」
“3人4脚走”の小学校受験、成功のカギは「親の自己肯定感」 ...ル 中島輝/心理カウンセラー。10年間のひきこもりやパニック障害などの経験を経て、独学でカウンセリングを学ぶ。約1万5000人のクライアントを回復に導く。著書に『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ)など。 ※『AERA English特別号...
2030年「ひきこもり長寿社会」到来で財政難か大量衰弱死か 精神科医・斎藤環が警鐘
2030年「ひきこもり長寿社会」到来で財政難か大量衰弱死か 精神科医・斎藤環が警鐘 ...態調査で、約61万人と推計された中高年のひきこもり。斎藤さんは「ひきこもっている本人が高齢化する『ひきこもり長寿社会』が到来する」と指摘する(撮影/写真部・高野楓菜) 斎藤環(さいとう・たまき)/1961年生まれ。筑波大学教授。98年、『社会的ひきこもり』を上梓。「ひきこもり」診療の第一...
ひきこもりは甘え?怠け? 「自分をがんじがらめにしないで」 経験者らが発信
ひきこもりは甘え?怠け? 「自分をがんじがらめにしないで」 経験者らが発信 ...2019年8月26日号より)  孤立はひきこもり当事者を追い詰め、苦悩を深める。当事者同士が交流し、悩みや苦しみを共有する場や居場所づくりが広がりだしている。当事者やかつてひきこもっていた人たちも、発信を始めた。木村ナオヒロさん(35)は、大学受験の失敗をきっかけに、32歳まで10年近く...
ひきこもり長期化の背景を専門家が分析 「就労支援がゴールではない」理由
ひきこもり長期化の背景を専門家が分析 「就労支援がゴールではない」理由 伊藤正俊(いとう・まさとし)/KHJ全国ひきこもり家族会連合会共同代表。娘の不登校を経験し、1991年から親の会を主宰。ひきこもり本人の居場所で、就労支援事業も行うNPO法人「から・ころセンター」(山形県米沢市)代表も務める(撮影/古川雅子)  中高年のひきこもり状態の人の推計は61万3...
「ひきこもり」兄弟姉妹からの相談激増 「ひきこもる弟が気がかりで未婚」53歳男性の決断
ひきこもり」兄弟姉妹からの相談激増 「ひきこもる弟が気がかりで未婚」53歳男性の決断 ...RA 2019年8月26日号より)  ひきこもりが長期にわたり、高齢化した親も子も孤立と不安に襲われる「8050問題」。もちろん、きょうだいたちも例外ではない。ノンフィクションライター・古川雅子氏が現状を取材した。 *  *  *  出口の見えないまま積み残された問題が、きょうだいに...
ひきこもりの娘から「お父さん変わったね」 「働かざる者食うべからず」から変わる父たち
ひきこもりの娘から「お父さん変わったね」 「働かざる者食うべからず」から変わる父たち ...19年8月26日号より)  高齢の親とひきこもり状態の子が孤立する――。親と子の年齢から「8050問題」と呼ばれている。彼らに何が起きているのか。当事者たちの奮闘をノンフィクションライター・古川雅子氏が追った。 *  *  *  東京・巣鴨のとげぬき地蔵尊のほど近く、古いビルの一角で...
仕事で挫折しひきこもって10年… 42歳の息子を変えた母の提案とは?
仕事で挫折しひきこもって10年… 42歳の息子を変えた母の提案とは? ...しつつある。  前出の太田市の母親は、ひきこもりの子を持つ家族会「太田道草の会」で活動を続けてきた。会の親たちとともに、支援者の協力を得てパソコン教室や文章校正、農園での袋詰めの軽作業といった「小さな仕事づくり」にも取り組む。 「ひきこもる子がいると地元でカミングアウトするのは勇気が要...
16年間ひきこもった息子が仕事に…「助けてほしい」限界間近の86歳母を救ったのは…?
16年間ひきこもった息子が仕事に…「助けてほしい」限界間近の86歳母を救ったのは…? ...019年8月26日号より)  中高年のひきこもり状態にある人の推計は61万3千人。若年層も合わせると、総数は100万人超とみられる。中高年の子と高齢の親が社会から孤立する「8050」問題は、特殊なケースではなくなった。当事者たちは何に苦しみ、何を思うのか。ノンフィクションライター・古川雅...
8月17日土曜日発売のAERA表紙にTHE YELLOW MONKEYが登場!カラーグラビア+インタビュー4ページも掲載
8月17日土曜日発売のAERA表紙にTHE YELLOW MONKEYが登場!カラーグラビア+インタビュー4ページも掲載 ...「8050問題をきょうだいに任せない」。ひきこもり状態の長期化で、50代にさしかかった息子や娘が、80代になろうとする親もろとも孤立し、社会問題化している「8050問題」を、丁寧に取材しました。  THE YELLOW MONKEYは今年、デビュー30周年。2004年の解散発表後、十余年...

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