
BOOKSTAND
特集special feature




遠藤周作から生き方を学び、筒井康隆から発想を学んだ------アノヒトの読書遍歴:石黒謙吾さん(前編)
「著述家」「分類王」として活動し、多くの書籍の執筆に加え、プロデュースや編集も手掛ける石黒謙吾さん。著書ではノンフィクション作品の『盲導犬クイールの一生』は映画化され大きな話題となりました。分類王としても『図解でユカイ』『ナベツネだもの』などでさまざまな図表を駆使し、あらゆる物事を分類する内容の書籍を執筆しています。プロデュース・編集した作品も『ジワジワ来る○○』シリーズや『負け美女』などをはじめ多数で、その数は200冊を超えます。6月に発売されたばかりの『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』は、多くの読者を魅了し発売からわずか2カ月で10万部を突破。このようにプロデュース・編集・執筆の仕事に熱く取り組む一方で、キャンディーズとビールと高校野球と犬と笑い、そして熱いものをこよなく愛するという石黒さん。今回はその人生に大きな影響を与えた本をご紹介します。

